映画と芸術の街の魅力を再確認する、街歩き。
■「第34回東京国際映画祭」開催迫る
10月30日(土)~11月8日(月)に開催の「第34回東京国際映画祭」。今年からメイン会場を六本木から日比谷・銀座・有楽町エリアに移転し、プログラマーの交代による部門改変も行い、大きくギヤチェンジしていく。
今年は大きなテーマの1つとして「越境」というコンセプトを掲げている。
コロナによるコミュニケーションの断絶、男女差別、経済格差、国際紛争、世界にある色々なボーダーを乗り越えて、さらにその先にある映画の姿を観ていきたいという思いを持っている。
第34回東京国際映画祭と東京アート&ライブシティ構想実行委員会は、10月23日よりSound ARによる現地体験型の街めぐりアプリを活用し、芸術のまち日比谷・銀座の魅力を世界に発信する「Sound Voice Guide 映画とアートの街めぐり Hibiya&Ginza」を開催する。
■映画とアートの街めぐり Hibiya&Ginza
「第34回東京国際映画祭」が開催される日比谷・銀座は、昔からの“映画・劇場の街”。
会場となる映画館はじめ、街のあちこちにあるギャラリーなど66のスポットを、ニッポン放送アナウンサー吉田尚記氏と、映画祭で上映される注目のアニメ映画『フラ・フラダンス』に出演する俳優の美山加恋氏のトークで案内する。
各映画館の知られざる歴史や最新の展覧会情報も盛りだくさんの街めぐりツアー。いつもの街並みも、現実世界に仮想世界の音が混ざり合うソニーによる新感覚の音響体験Sound ARを活用することで、少し違って見えるはずだ。
BGMには映画祭フェスティバルソングのmillennium parade「Bon Dance」や、おなじみゴジラのテーマソングも流れ、ワンシーンごとに彩を添える。祝祭ムード漂う、映画とアートの街めぐりを体感できる。
■連携企画「HIBIYA CINEMA FESTIVAL」
過去3年で累計約350万人が来場、様々な視点で「新しい映画の楽しみ方を提案する」参加型の映画祭を今年も開催する。
普段は静かな空間で観ることの多い映画を、屋外大型ビジョンでの映画鑑賞を中心に、映画にまつわる様々なものやことを通して映画をより身近に感じ、楽しむことができるイベントだ。
今年は「チャーリーとチョコレート工場」「グーニーズ」「ミニオンズ」「ゴーストバスターズ」「キャスパー」「宇宙でいちばん明るい屋根」「私をくいとめて」「みをつくし料理帖」「おらおらでひとりいぐも」「朝が来る」「スパイの妻」「弱虫ペダル」を上映する。
映画館や劇場、そしてギャラリーが立ち並ぶ日比谷・銀座・有楽町を散策。まさに芸術の秋に最適な街歩きができそうだ。
Sound Voice Guide 映画とアートの街めぐり Hibiya&Ginza
日程:10月23日(土)~11月13日(土)
価格:無料
東京アート&ライブシティ公式サイト:https://www.artandlive.net/sound-voice-guide
HIBIYA CINEMA FESTIVAL
開催期間:10月22日(金)~10月29日(金)
公式サイト:https://www.hibiya.tokyo-midtown.com/hibiya-cinema-festival
(冨田格)