由布院に22年12月誕生のオーベルジュ「ENOWA」ティザーサイト公開

由布院を訪ねる楽しみが、また一つ増えそうだ。

■由布院に誕生する新たなオーベルジュ

2022年12月、大分県由布院に開業予定のオーベルジュ「ENOWA」のティザーサイトが公開。

「ENOWA」は、「BOTANICAL RETREAT」をコンセプトに掲げ、「食体験」を目的に過ごせるオーベルジュ。施設内には、雄大な自然に囲まれた露天風呂やレストラン、インフィニティ温泉プールがあり、身も心も癒やされる非日常的な特別な時間を提供する。

「ENOWA」のロケーションは、金鱗湖から由布岳山頂の間の高台。由布院の自然を活かした四季の移ろいを感じる豊かな自然やハーブ農園、天に昇る水の滝のような噴水がみえる金鱗湖を一望できる。

「ENOWA」のテーマは、「ダイバーシティ・サスティナビリティ・地域共生」。性別や、ハンディキャップのあるなしに関わらず、全ての人が活躍できる環境を実現。さらに地元農園との交流や積極的な雇用を通して、由布院で「ENOWA」を中心とした経済圏を創り出し、地元の活性化に貢献する。

■食への想い「Farm to Table」

都会の喧騒から離れ、膨大な自然に囲まれた由布院に位置する「ENOWA」が手掛ける特別な「食体験」は、「Farm to Table(農場からレストラン)」をメインコンセプトに掲げる。

エグゼクティブ・シェフTashi Gyamtso(タシ・ジャムツォ)のもと、食材の美味しさを最大限に活かして五感を刺激するイノベーティブ・キュイジーヌを追求。「ENOWA」内のファームや地元農家で採れた一番の食材でメニューを決めて、四季折々の極上の一皿を創りあげる。

Tashi Gyamtso(タシ・ジャムツォ)

中国四川省・チベット自治区出身。生まれた頃から当たり前のように自給自足を行う環境で育つ。アメリカ国内の複数のレストランで修行を積んだ後、2015年からは世界のベストレストラン50にも輝いたN.Y.の「ブルーヒル・アット・ストーンバーンズ」でスーシェフを4年間務め、食事と農場を結びつける「Farm to Table」の概念を学ぶ 。「ENOWA」のエグゼクティブ・シェフとして立ち上げに参画。

温泉と自然、そして独特な文化が育まれる由布院に、 2022年、新たな食を中心とした文化が誕生しそうだ。オープンに向けての情報を、楽しみに待ちたい。

ENOWA

所在地:大分県由布市湯布院町川上 丸尾544
開業予定:2022年12月
公式サイト:https://enowa-yufuin.jp/

(冨田格)