新しい形の書店が誕生。渋谷ヒカリエ8階「Creative Space 8/」にシェア型書店「渋谷〇〇書店(シブヤ・マルマル・ショテン)」がオープンした。
■コストの分散ができるシェア型書店
渋谷〇〇書店は、個人に棚を貸し出し「棚主」となり、共同で運営するシェア型書店だ。棚や運営をシェアすることで、各人にかかる金銭・時間といったコストの分散を図り、“本を選び、本を売る”ことを楽しむ体験を提供する。
テーマは”偏愛”。書店名の“◯◯”には、だれでも本屋になることができ、どんな偏愛のテーマでも、ジャンルでも対応できるような余白があり、可変的でありたいという想いが込められている。
30坪弱の店舗スペースには都内最大規模となる130以上の本棚を用意し、棚主それぞれが好きな本を持ち寄り販売。店内には小上がりの読書ブースもあり、ゆっくり本を楽しむ事が可能だ。
棚主は入会金が4,950円(税込)、利用料金は一棚あたり月額4,950円(税込)。利用期間は最短3カ月からとなる。
■イベントやギャラリーなども展開予定
今後は著者や編集者を招いた「企画棚」などを設ける他、コミュニティ醸成のため、イベントやオンライン配信用のスペース利用、アート作品などを展⽰するギャラリーなども展開する予定だ。
また、オープン記念の企画展として、「Creative Space 8/」のコミッティメンバーであるD&DEPARTMENT PROJECT代表取締役会長のナガオカケンメイ氏の選書コーナーを設けた。
普段は出会えないような本が見つかりそうだ。
詳細:https://note.com/shibuya_books/
(Goto)