自宅にいながら忍者気分が味わえる。
■忍者や戦国武将らが食したとされる携帯保存食
日本で初めての、時代劇撮影を見学し、時代劇の世界をオープンセットやイベント、アトラクションを通じて体験できるテーマパークとして1975年に誕生した京都の東映太秦映画村。
東映太秦映画村では、忍者の任務の必需品であり、忍者の張込みメシとも言える「兵糧丸」の手作り体験ができるオンラインイベント『忍者の張込みメシ!「兵糧丸」づくり体験』を2022年1月30日まで実施中だ。
兵糧丸とは、日本の戦国時代から江戸時代にかけて忍者たちが食したとされる携帯保存食。小腹を満たすだけでなく疲労回復や精神安定、免疫力向上などの効果などもあった。その高い効能から忍者のみならず、戦国武将らも利用したと言われている。
■忍者による作り方動画を見ながら体験
参加方法は、まず映画村のオンラインショップより兵糧丸づくりキットを購入。キットが届いたら動画を見ながら、自宅にて兵糧丸づくり体験を楽しむ。江戸時代後期に書かれた「甲州流忍法伝書老談集」のレシピを元に、映画村の忍者が伝授。動画はライブ配信ではなくいつでも見られるため、好きな時間に体験できる。
兵糧丸の材料は、もち米・うるち米・蓮肉・山薬(ナガイモ)・桂皮(シナモン)・ハトムギ・高麗人参・砂糖。材料をすりつぶす工程、煮詰める工程があるため、すり鉢やコーヒーミル、鍋、コンロの用意が必要だ。
また、同期間で『忍者の張込みメシ!「兵糧丸」づくり体験』のフォトコンテストを開催する。入賞者には映画村入村券・映画村オリジナルグッズの賞品も。
忍者好き、歴史好きにはたまらない体験だ。
オンラインイベント
『忍者の張込みメシ!「兵糧丸」づくり体験』
期間:~2022年1月30日
料金:(兵糧丸材料1セット)2,850円(税・送料込)
※約105g。キャラメル大の兵糧丸が約10個作れる。
公式サイト:https://www.toei-eigamura.com/hyourougan/
(Goto)