観光客にも地元の人にも居心地のいいカフェが誕生。

■この街に暮らす人々が集い賑わう場所を目指して

埼玉県さいたま市の「ティ・ワイ・エッチ」は、メルボルンスタイルでスペシャリティコーヒーを提供するカフェ「Common Well（コモンウェル）」を、京都 四条に開業した。店舗は、同日開業のブティックホテル「HOTEL RINGS KYOTO」の１階に併設。

｢Common Well」とは、直訳すると「共同井戸」。

京都屈指の観光地、四条に位置し、近隣には多くの人々が訪れる錦市場がある。この錦市場の繁栄の源となったのが豊かな地下水とそれを汲める井戸であり、錦の井戸は古来より新鮮な食材を貯蔵するのに適していたことから、この街に暮らす人々が集い賑わう場所となった。

｢Common Well」もこの場所で地域に根ざし、行き交う人々の暮らしに寄り添う店を目指す。

■メルボルンスタイルでコーヒーをカスタマイズ

カフェの聖地、と言われるほどカフェ文化が成熟しているオーストラリアのメルボルンでは、コーヒーの種類だけでなくミルクの種類や温度・泡の量・豆の種類など、細かいカスタマイズをして、自分なりのコーヒーを楽しむのが主流。

「Common Well」では本場メルボルンでの経験を経て、ラテアート世界大会で２度の優勝をし、現在日本で活躍している下山修正氏の監修のもと、本格的なメルボルンスタイルのコーヒーを提供していく。

また、「HOTEL RINGS KYOTO」宿泊者向けの朝食はもちろん、ランチタイムやディナータイムでは、100%国産和牛を使用したグルメバーガーや京野菜をふんだんに使用したスペシャルグリルサラダなども味わえる。

コーヒーを楽しむだけじゃなく、1日を通して様々なシーンでくつろげるカフェダイナーとして気軽に利用できそうだ。

Common Well

所在地：京都府京都市中京区堺町通六角下る甲屋町393番地
公式Instagram：https://www.instagram.com/commonwell_kyoto/

（冨田格）