閉園直前!「銀座ソニーパーク」でクリーピーナッツがソニースピリッツを紐解く

ソニーの歴史とそのスピリットを感じる興味深いイベント。

■最後のSony Park展

Ginza Sony Park (銀座ソニーパーク)は、2024年に完成予定の「新Ginza Sony Park」に向けた建設工事を始める前に、日本三連覇のラッパー「R-指定」と、世界一のDJ「DJ 松永」によるヒップホップユニット「Creepy Nuts (クリーピーナッツ)」をコラボレーターに迎えたSony Park展『⑥エレクトロニクスは、ストリートだ。 with Creepy Nuts』を9月30日(木)まで開催中だ。

Ginza Sony Park (銀座ソニーパーク)は、旧ソニービル設立当初からの「街に開かれた施設」というコンセプトを継承し、ソニービル建て替え前の期間限定で2018年8月9日にオープン。驚きや遊び心が感じられる様々なイベントを実施している、都会の中の「変わり続ける実験的な公園」で、地下に吹き抜けのある「垂直立体公園」となっている。

■最後の展示内容

「エレクトロニクスは、ストリートだ。」というテーマのもと、Creepy Nutsの2人がパーソナリティを務める架空のラジオ番組「Creepy Nuts ”Park Radio”」と、ワールドチャンピオンDJ松永による「DJ Matsunaga Routines for Ginza Sony Park」を展開する。

Creepy Nuts ”Park Radio”:地下1~4階

「Creepy Nuts ”Park Radio”」は、パーク内で聴ける架空のラジオ番組。Creepy Nutsの2人がパーソナリティとなって、独自の視点と解釈で、ソニーの根底にあるストリート的な精神を紐解いていく。

会場のQRコードを読み込むことで、番組内の9つのコーナーを聴くことができる。

パーク内では、ソニーの歴史や精神を紐解くために彼らが番組内で紹介する歴代プロダクトやクリエイティブ、さらにそこから派生した関連アイテムの数々を展示。

45年ほど前に「ジャッカル」の愛称で親しまれたテレビ一体型ラジカセ(ラジオ付カセットレコーダー)が巨大化して出現。細部にまで拘って巨大化したジャッカルの画面では、番組収録中の2人の様子を垣間見ることができる。

DJ Matsunaga Routines for Ginza Sony Park:地下3階

世界一のDJ「DJ松永」のダイナミックでテクニカルなDJプレイを、約170インチ相当のスクリーン5面で構成した体験空間で、大迫力の映像と音で体感できる。

世界最大規模のDJ大会「DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPS 2019」で優勝したワールドチャンピオンであるDJ松永がプレイしたルーティン2曲を、通常では見ることのできない様々なアングルの映像とトラックで楽しめる。

ソニーが生み出してきたアイテムが、いかに生活に密着していたのか、改めて実感できる Sony Park展。そして、今の形のGinza Sony Parkに入る最後のチャンスでもある。見て感じておくべき価値があるイベントと言えそうだ。

Sony Park展『⑥エレクトロニクスは、ストリートだ。with Creepy Nuts』

期間:9月30日(木)まで
※「DJ Matsunaga Routines for Ginza Sony Park」は9月29日(水)まで
料金:入場無料
特設サイト:https://www.ginzasonypark.jp/sonyparkten/06.html

(冨田格)