1957年~1975年に生産された「NUOVA 500」をベースに、EVとして新たな命を吹き込んだモデルが、今回のフィアット 500evとなる。
手掛けたのは技術力と創造性に秀でたイタリア・トリノのカロッツェリアで、職人たちは細部までこだわり抜き、必要に応じてパーツを自ら製作するなど、じっくりと時間をかけてレストアしている。
心臓部にはガソリンエンジンに代わって、13.5hpのモーターとリチウムイオンバッテリーを搭載。後輪を駆動し、0-50km/h加速は7.0秒、最高速度は85km/hをマークする。
充電は200Vの普通充電に対応し、満充電にかかる時間は約9時間。航続距離は約100kmとされている。
車両はオートクチュールで仕上げるため、ボディの塗装色やインテリアの色・素材はもちろん、ボディのカスタム(ロングサンルーフ仕様、クローズドルーフ仕様など)にも対応。
キーレスエントリーやUSBポート、TFTメーター、オーディオシステム、チャージランプ付きのフロントエンブレムなど、多彩なオプション装備を揃えている。
足回りやブレーキなどについては可能な限り新品を使い、“現役のクルマ”としての性能が与えられている。
■チンクエチェント博物館
住所:愛知県名古屋市瑞穂区高辻町14-10
TEL:052-871-6464
オフィシャルサイト:https://www.museo500.com/
■フィアット500ev
オフィシャルサイト:https://museo500.com/fiat500ev2021/
(zlatan)
画像元:ソモス株式会社
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