神在月に出雲へ!「出雲神楽」の公演と「うさぎ号」で巡る出雲周遊観光

神々が集う神在月に、出雲の地で出雲神楽定期公演が開催される。また、大切な人と観光タクシーで美肌の湯や疫病退散を願うコースを巡ってみては。

出雲観光協会は、9月後半から11月にかけての土曜日の5日程限定で『出雲神楽』の定期公演を開催。全国の神々が集う神在月を迎える出雲において、ふだんは非公開である日御碕神社の境内を舞台に特別な神楽が楽しめる。

■神さまを楽しませるために舞う『出雲神楽』定期公演
多くの神話の舞台を今に伝え継ぐ出雲神楽。日本遺産「日が沈む聖地出雲」の構成文化財である日御碕神社を舞台に、出雲の郷土芸能『出雲神楽』の定期公演を開催。

出雲には、地元で神楽を継承する社中が多く存在。『出雲神楽』定期公演では、毎回異なる社中が伝統の「出雲神楽」を披露する。

開催場所である日御碕神社は、天照大御神(アマテラスオオミカミ)と素戔嗚尊(スサノオノミコト)を祀る霊験あらたかな神社。その通常踏み入れることができない境内が神楽公演の舞台となり、美しい夕日が沈んでいく周辺の雰囲気とあいまって、とても神秘的な空間となる。

料金:観覧プラン 大人2,500円、夕食付プラン 大人5,000円
開催日:9/25(土)〜11/27(土)のうち、5日限定
募集人数:25名(各回ともに)
申込み:出雲観光協会 http://www.izumo-kankou.gr.jp/11014

■出雲周遊観光タクシー「うさぎ号」
出雲観光協会は、コロナ禍でも安心して出雲市内の各所を巡ることができる、出雲周遊観光タクシー「うさぎ号」を運行している。密を避けながら電車・バスでは訪れられないご利益・開運の地を巡るなど、「森・海・郷・美・湯」をテーマに9コースを設定。

全てのコースに、地産地消の食材を使った四季の料理、または郷土料理や食文化を楽しめる「うさぎ号」だけの特別メニューを用意。

そして、9コース全てを出雲旅に精通したコーディネーターが企画していることに加え、専属ガイド1名が同行し、出雲神話の物語からお薦めの店まで、コアな出雲を「あなただけ」に案内してくれる。

江戸時代後期から続く出雲そば屋「荒木屋」

■“美肌県”島根で美しい肌を手に入れ、疫病退散を願うコース
例えば、「湯の出雲~美肌の湯と疫病退散祈願の旅」コースでは、食や温泉を通して「美をつくる癒し」に取り組んでいる「はたご小田温泉」に立ち寄り、体の中と外から美しくなれる体験ができる。

また、新型コロナウイルスの感染拡大がなかなか収まらない昨今。疫病退散にご利益があるといわれる神社も巡る。

出雲井神社(いずもいじんじゃ)

彌久賀神社(みくがじんじゃ)

料金(所要時間:5時間):2名利用の場合 14,000円

・はたご小田温泉
創業は大正11年。自家源泉を有し、客室は大小合わせて6室という小さな温泉宿。泉質は中性の単純泉で、メタケイ酸・メタホウ酸が豊富。感触がやわらかく、マイナスイオンもたっぷりで、誰もがうれしいくつろぎの湯を堪能できる。

この機会に、特別な体験とあわせて、疫病や災害などから大切な人を守るための祈願をセットにしたツアーに参加してみては。

「うさぎ号」詳細:https://www.izumo-kankou.gr.jp/12629

(田原昌)

※営業状況が記事の掲載時と異なる場合があります。ご利用時には公式HPなどで最新情報のご確認をお願いします。