「パーク ハイアット 東京」で、ちょっと贅沢に食欲の秋を満喫。各レストランから豊穣の季節にふさわしいスペシャルメニューを紹介しよう。
■北海道の海と大地の恵みを同時に味わう
「ニューヨーク グリル」では、海と大地の恵みを両方とも味わえるメニューとして好評を博した「サーフ&ターフ」スタイルで、北海道が育む上質な食材の魅力を存分に楽しめる。
乾塩法と直火式加熱で手間と時間をかけた熟成ベーコン、山形県から約2万㎞を泳ぎ、旨味を蓄えた成魚としてオホーツク海で漁獲された鮭などの北海道産の品々を使い、米国農務省より最高評価を与えられたTボーンステーキもあわせ、ディナーコースに仕立てる。
料理長 ポール ガヤフスキー氏自らが食材を厳選し、それぞれの味わいを最大限に生かしたスペシャルメニューだ。
ニューヨーク グリル 「オータム サーフ&ターフ」
期間:11月30日(火)まで
■日本の秋を五感で堪能する一皿一皿
「梢」では、料理長 吉田展大氏が旬の食材を使い、“日本の里山”をイメージして素朴ながら深みのある美味をとり揃える。
島根県邑智(おおち)郡の豊かな自然の中で育った野生の猪は、わな猟で生体として捕獲後、食肉として処理されるため、抜群の鮮度を誇る。脂の濃厚な旨味はもちろん、猪による農作物被害を防ぎ、食を通してサステナビリティを目指す営みにも吉田料理長が感銘を受けた。
この猪肉と秋田産の希少な天然きのこをあわせて味わう「牡丹鍋」をはじめ、室町時代から代々受け継がれる一子相伝の伝承野菜である甚五右ヱ門芋、土づくりからこだわり、自然農法で丁寧に育まれた新米などを、独自の感性で印象的な一皿一皿に仕上げる。日本の秋を五感で堪能する心豊かなひとときになりそうだ。
梢 「深山の野趣」
期間:11月8日(月)まで
他にも、フランス料理のジランドールは、フランス料理をより気軽に楽しむためのグルメイベント「フランス レストランウィーク」に参画する。
日本での初開催から今年で11回目を数え、全国500店舗以上のレストランで展開されるまでに成長したこのイベント。10月8日(金)~10月31日(日)の期間中、イベントをリードするフォーカスシェフにも選ばれた料理長・堤耕次郎氏が、国産食材を盛り込みながら創り上げるコースメニューでフランス料理との新たな出会いを提供するとのこと。
それぞれのレストランの料理長の技を楽しめそうな、秋のレストラン特別メニュー。ステイホームな日が続くからこそ、たまには気分を変えて贅沢な外食を楽しんでみたい。
パーク ハイアット 東京
所在地: 東京都新宿区西新宿3-7-1-2
ニューヨーク グリル:https://restaurants.tokyo.park.hyatt.co.jp/nyg.html
梢:https://restaurants.tokyo.park.hyatt.co.jp/koz.html
ジランドール:https://restaurants.tokyo.park.hyatt.co.jp/grd.html
※価格は税・サ込
(冨田格)
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