この季節しか楽しめない、だしを効かせた料理の数々。
■こだわりぬいた変幻自在のだし料理
2014年、にんべん創業の地である東京・日本橋にオープンした「日本橋だし場 はなれ」は、かつお節だしを効かせ、“だしのうま味”を活かした、こだわりぬいた変幻自在のだし料理の数々を一汁三菜のスタイルで提供する和ダイニング。
季節を感じるメニューをラインアップしている「日本橋だし場 はなれ」の、この秋、9月~11月限定メニューを紹介しよう。
■古典技とはなれ技、2種のだし椀
「日本橋だし場 はなれ」の自慢のだし椀。かつお節だしを効かせた定番すまし汁や味噌汁を中心とした“古典技”メニューと、かつお節だしに洋風要素をプラスした“はなれ技”メニューを常時用意している。
この秋の2品について、料理長の小久貫玄氏はこう語る。
9月~11月のだし椀2品は、両メニューのベースとなった人気のだし椀を、発展改良して作りました。「きのこ呉汁」は、大豆の香りやうま味を感じられるだし椀に、さらにうま味を足したいと思い、秋らしくきのこを加えました。「チーズとチキンのローストオニオンスープ」は、チキンの旨みと玉ねぎの甘みに、とけだすチーズを絡めて召し上がりいただく、食欲をそそる一品になっています。
<古典>きのこ呉汁
大豆の香り、うま味、甘みとかつお節だしの味わいが楽しめるお椀。「呉」とは大豆を軽くすり潰したもので、呉を味噌汁に入れたものを呉汁と言う。
<はなれ>チキンとチーズのローストオニオンスープ
じっくり炒めた玉ねぎとチキンのスープ。トッピングのチーズを絡めて食べる。
■秋のだし炊き込みご飯
自慢のかつお節だしを効かせた定番和風の“古典技”メニューのだし炊き込みご飯。
<古典>栗ご飯
秋の味覚・大粒の栗をだしで炊き上げた。
だし炊き込み御膳
だし炊き込みご飯に、汁物・惣菜・香の物・デザートがセットになった数量限定メニュー。一つ一つ炊き上げた、だしが効いた炊き込みご飯。熱々のだしをかけて、だし茶漬けとしても楽しめる。
■他にも秋限定のメニュー
炊き物
和食の基本・一汁三菜。そのなかの一品、かつお節だしを効かせた炊き物。
<肉料理>森林どりとごろごろ野菜のうま煮
<魚料理>鯖の味噌煮
麺類
花けずり踊る混ぜうどん
甘味
三種盛り御膳(栗ぜんざい・わらびもち・ピスタチオケーキ)
季節を実感することが少ない都心でも、味覚で季節を堪能できそうだ。
日本橋だし場 はなれ
所在地:東京都中央区日本橋室町2-3-1 COREDO室町2・1階
公式サイト:https://www.ninben.co.jp/store/dashiba/
※価格は税込
(冨田格)