廃棄する”アスパラガスの茎”を原料にしたほうじ茶「翠茎茶」登場!

お茶を味わうことで、社会貢献アクションに繋がる。

本来は廃棄される上質な”アスパラガスの茎”を使用した、アスパラガスほうじ茶『翠茎茶(すいけいちゃ)』が登場。

■栄養や甘みがたっぷりあるアスパラガスの切り下

「翠茎茶」は、企画・販売を「REDD」、アスパラガス生産を「白石農園」、加工作業を「かたくり福祉作業所」と「あかねの会」が担うことで、農福連携を活かしながら練馬区内で完結する“農・創・福” エコノミーサイクルによる、6次化商品の生産を実現している。

福祉施設の利用者が農作業に従事することで、新たな雇用と生きがいや居場所をもたらし、農家側に労働力を提供する仕組みや考え方として、近年農業界で注目を集めている「農福連携」というスキームがある。

東京都練馬区でアスパラガスを生産する「白石農園」は、クラウドファンディングで目標金額の2倍の支援を集め、近隣にある福祉作業所の「かたくり福祉作業所」に加工機と冷蔵庫を導入するなど、農福連携事業を活発化させるための取り組みを行なっていた。

しかし従来の農福連携のスキームでは、アスパラガスの切り下は全て生ゴミとなり、一週間で約20〜30kgが排出されていた。これらを再価値化するため、REDDは「野菜加工茶」に注目。

アスパラガスの切り下である茎の部分は、出荷までの過程で通常は廃棄されている。しかし、栄養や甘みがたっぷり含まれている美味しくて上質な素材だ。

■料理のベースとしても使えるノンカフェインのお茶

「翠茎茶」は、アスパラガスの茎を鮮度の高いまま回収し、洗浄した後に乾燥にかけ、ムラが起こらないように確認を行いながら丁寧に乾燥し、低温で焙煎を行うことで完成する。

じっくりとローストする過程で甘みと旨みを引き出し、香ばしいアスパラガスほうじ茶へ生まれ変わる。

青臭さはなく、香ばしさが引き立つほっこりとした味わいで、ノンカフェイン。一度に3〜5煎は抽出可能だ。

ホットやアイスで楽しむのはもちろん、お酒の割りものや、旨味が特徴的なので料理のベースとしても使用できる。ミントや山椒、蜂蜜と合わせるなど、ブレンドティーとしても相性が抜群だ。

8月よりEC及び一部店舗にて販売・提供を開始し、希望小売価格は容量10gが648円(税込)、容量40gが2,484円(税込)。

廃棄物をお茶にすることで、1年間で約800kgの生ゴミを削減できるという。自宅でほっと一息つく時間にも良さそうだ。

Official Store:https://redd.jp/suikeicha

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