有名シェフの味を堪能できる、またとない機会。
■三國シェフがプロデュースする洋食紀行
1985年に東京・四ツ谷のフランス料理「オテル・ドゥ・ミクニ」をオープンして35年、フランス料理界の巨匠とも呼ばれる三國清三(みくにきよみ)シェフがこの秋、ホテルニューオータニ大阪の洋食レストランである、オールデイダイニング「SATSUKI」を完全プロデュース。
子供から大人まで世代を問わず愉しめるカレーライスやハンバーグ、海老フライに蟹クリームコロッケなど、いわゆる王道の洋食メニューを三國シェフのこだわりを詰め込んだスペシャルバージョンで提供。
ホテルニューオータニ大阪では、2021年9月1日(水)に迎える開業35周年を記念し、三國清三氏プロデュースのレストランフェア『現代の名工 三國清三の洋食紀行』を、9月1日(水)~30日(木)の期間開催する。
■シェフの思い出が詰まったハンバーグやフォアグラ丼も
北海道の増毛町で生まれ育った三國シェフが洋食デビューを果たしたのは15歳の頃。
下宿先のお姉さんが夕食に作ってくれた「ハンバーグ」が生まれて初めての洋食だった。 甘酸っぱいソースのかかったハンバーグの味が忘れられず、後に料理人になることを決めたという三國シェフの原点とも言うべき「ハンバーグ」を、ランチ・ディナーともに堪能できる。
また、高級フランス料理には欠かせない「世界三大珍味」の一つである“フォアグラ”もお目見え。 今でこそ、ビストロなどカジュアルな店でも“フォアグラ”を載せた“フォアグラ丼”を愉しむことができるが、元祖“フォアグラ丼”は三國シェフが考案したもの。
肉厚のフォアグラと旨みが溶けこんだ濃厚なソースを熱々のライスにのせて味わうと、その相性はビックリするほど良く、まさに日仏融合のマリアージュを愉しめる。
三國清三氏プロフィール
1954年北海道増毛町生まれ。
15歳で料理人を志し、 札幌グランドホテル、 帝国ホテルにて修業。1974年駐スイス日本大使館の料理長に就任。 大使館勤務の傍ら、 フレディ・ジラルデ氏に師事する。その後も、 トロワグロ、 オーベルジュ・ドゥ・リル、 ロアジス、 アラン・シャペル等の三つ星レストランで修業を重ねる。
1985年東京・四ツ谷にオテル・ドゥ・ミクニをオープンする。東日本大震災以降、 被災地の小学校支援「子どもたちに笑顔を!」笑顔プロジェクトに取り組む。
三國シェフの味が楽しめる1ヶ月。関西の洋食ファンは見逃せないレストランフェアになりそうだ。
ホテルニューオータニ大阪
オールデイダイニング「SATSUKI」
『 現代の名工 三國清三の洋食紀行 』
期間:9月1日(水)~30日(木) ※一部除外日あり
料金:(ランチ)4,950円~(ディナー)7,700円~(税込・サ別)
所在地:大阪市中央区城見1-4-1
予約:https://www.newotani.co.jp/osaka/restaurant/satsuki/mikuni/
(冨田格)
※営業状況が記事の掲載時と異なる場合があります。ご利用時には公式HPなどで最新情報のご確認をお願いします。