旅の目的の中心にサウナをおくと、今まで知らなかった景色に出会えそうだ。

■サ旅を応援する新たなウェブメディア

日本航空とジャルパック、アドウェイズの3社は、サウナを起点に地域の新たな魅力を発掘・開拓を目指して、共創を開始。各地の魅力発信の拠点として、サウナに関連する「人」・「食」・「土地」に焦点を当てた新たなウェブメディア「日本全国 ご当地サウナ委員会」を共同でリリースした。

日本では2017年より空前のサウナブームとなり、全国には月1回以上サウナに入るサウナ愛好家（サウナー）が推計650万人以上いるとされている。

JALでは、2019年より展開しているプロモーション企画「JALサ旅（サウナ旅）」にて「Saunner of the Year 2020」を受賞したほか、2021年にはジャルパックおよび全国のサウナ施設と提携した「JALサ旅ダイナミックパッケージ」を発売開始し、サウナツーリズムの促進に力を入れている。

おでかけ体験型メディア「SPOT」を運営するアドウェイズでは、様々なサウナ関連コンテンツを配信してきたほか、サウナイベントへの協賛や「サウナ事業」の展開を検討するなど、サウナ関連の取り組みを加速させている。

JAL・ジャルパックが持つ、旅を支える力、地域とのつながりに加え、アドウェイズが持つコンテンツ制作力・発信力を掛け合わることで、日本各地の「そこだけにしかない」ユニークなサウナ体験をサウナコミュニティのキーパーソンたちとともに取材し、周辺観光情報と合わせて「日本全国 ご当地サウナ委員会」で紹介していく。

■ウェブメディア「日本全国 ご当地サウナ委員会」の特長

ご当地サウナマップから気になる地域を選択

トップページのご当地サウナマップから気になる地域を選択し、選んだ地域の記事コンテンツを閲覧することができる。“サウナのために旅行する人”に役立つ情報満載のコンテンツを揃えていく。

第1弾としてモール温泉の泉質を活かした「モーリュウ」や凍った湖や川を水風呂として利用する「アヴァント」で知られる、北海道十勝・帯広エリアの特集を公開。

順次、コンテンツを充実させていき、最終的には日本全国に拡大していくとのこと。

人、食、土地に焦点を当てた「サ旅したくなる」記事コンテンツ

おでかけ体験型メディア「SPOT」は、Twitterフォロワー15万人を超える人気WEBライターのヨッピー氏が編集長を務めるメディアでもあり、そのコンテンツ制作力を活かし、他のメディアにはないユニークな切り口で読者にさまざまな記事を提供。

サウナに興味のない人や、まだサ旅をしたことがない人にとっても興味の湧く記事内容となっており、その地域独自の観光資産を掘り下げ、新たな魅力を発掘・開拓していく。

日本初、パッケージツアーと連動した新感覚サウナメディア

各記事コンテンツはJAL・ジャルパックが展開するさまざまなパッケージツアーやダイナミックパッケージと連動し、記事コンテンツを閲覧したユーザーがすぐさまサ旅に出られる手伝いをする。

単独のツアー商品ではなく、恒常的なツアー商品と連動する形でのサウナメディアは日本では初めての取り組みとなり、日本におけるサウナツーリズムのさらなる促進を図っていく。

「サウナに行く」ことを目的に旅をプランニングすると、関心のなかったエリアにも俄然興味が湧いてくることもありそうだ。日本の魅力を改めて発見するのが「サ旅」なのかもしれない。

日本全国 ご当地サウナ委員会： https://travel.spot-app.jp/gotouchi-sauna/

（冨田格）