コロナ禍における「芸術活動の継続」の新しい形に挑戦する、バーチャルなアートフェスティバルが開催。
HIKKYは、世界最⼤級のVRイベント「バーチャルマーケット6」を開催する。このイベントで、東京藝術⼤学COI拠点と三井不動産による「バーチャルとリアルをつなぐアートフェス」の初開催が決定した。
■コロナ禍でもアートを「バーチャルとリアルをつなぐアートフェス」
「バーチャルとリアルをつなぐアートフェス」では、東京藝術大学の現役学生から、作家として活動を続ける卒業生・修了生たちによるアート作品31点を「バーチャルマーケット6」内の特設ギャラリーに展⽰する。
来場者は気に⼊った作品に“イイね”を押せる仕組みになっており、さらに東京藝術⼤学特別審査員やゲスト審査員が出展されたアートを講評。⾼く評価された作品は、協力パートナーである三井不動産の所有するリアルギャラリーにて、今秋展⽰される予定だ。
また、今回の取り組みを踏まえて、今後はNFTを活⽤したデジタルアートの販売も検討している。
■藝⼤による美術分野の実証実験
東京藝術⼤学COI拠点は、美術、⾳楽、映像、⾝体表現という五感を有する芸術表現を培ってきた東京藝術⼤学を中核機関とし、ここから⽣み出されるユニークな発想を基に、芸術と科学技術を融合させ、多様なイノベーション創出活動を⾏うことにより、様々な分野で芸術の社会実装の可能性を実施している。
コロナ禍における「芸術活動の継続」に向け、仮想空間を活⽤した「バーチャル藝⼤」に取り組み、6⽉には、 千住明⽒率いる「SENJU LAB」と共に⾳楽分野の実証実験を⾏い、今回は美術分野の実証実験として「バーチャルマ―ケット」への初出展を決定した。
■バーチャルマーケットとは
バーチャル空間上にある会場で、アバターなどのさまざまな3Dアイテムや、リアル商品(洋服、PC、飲⾷物など)を売り買いできる、世界最⼤のVRマーケット。開催期間中は24時間運営していることから、⽇本はもとより世界中から100万⼈を超す来場者を誇る、ギネス世界記にも認定されている世界⼀のVRイベントだ。
商品売買の他にも、会場内で乗り物に乗ったり、映画を⾒たり、⾳楽ライブに参加するなど、バーチャル空間ならではの”体験”も提供。さらに来場者間で⾳声によるコミュニケーションが可能で、現実世界で⼀緒に街を巡っているかのような臨場感が楽しめる。
自宅からでも楽しめる、アートの展示会に参加してみよう。
【バーチャルマーケット6】
会期:8⽉14⽇(⼟)〜8⽉28⽇(⼟)(計15⽇間)
テーマ:世界の祭り
会場:VRChat内特設ワールド
ティザーサイト:https://vket6.v-market.work/
(田原昌)