伊豆の温泉旅館・坐漁荘、農薬・化学肥料不使用のサスティナブルランチ開始

昨今注目のワード「サスティナブル」。

■老舗旅館が提供するSDGsランチの取り組み

伊東市浮山温泉郷の温泉旅館「ABBA RESORTS IZU-坐漁荘(ざぎょそう)」では、昆布智成氏とともに考案した「サスティナブルランチコース」を、期間限定で販売する。

オーガニック野菜の菜園仕立て

「サスティナブルランチコース」は、「UN GRAIN」のシェフパティシエ・昆布智成氏と、「ABBA RESORTS IZU-坐漁荘」のフレンチレストラン「やまもも」のシェフ・山本晋平氏がタッグを組んで考案した東京では食べることが難しい特別なランチコース。

厚木椎茸のベニエと有機栽培米のリゾット モロヘイヤと潮のエッセンス

静岡県内にて持続可能な生産方法で作られた安心・安全な食材による創作料理を、静岡県藤枝市で農薬・化学肥料不使用で茶栽培を続ける「人と農・自然をつなぐ会」の各料理に合わせた5種類のこだわりのお茶とともに楽しめる。

メロン カボス バジル

8月21日(土)と8月22日(日)は、昆布シェフを坐漁荘に招き、12:00より食事をスタート。8月23日(月)から最終日の8月31日(火)までは、ランチタイム営業時間内でオーダーできる。

いちじく 和紅茶 赤シソ 天然はちみつ

また、サスティナブルランチコース提供期間中、ティータイム限定で、昆布シェフ考案の創作スイーツも販売する。

■老舗旅館の使命とともに、伊東市浮山温泉郷からSDGsを発信

現在、SDGsの重要性が各所で説かれ、様々な企業からサステナビリティを意識した製品・サービスが発表されている。そんな中、役に立てることはないかと考えた結果、「一期一会のおもてなしと豊かさや日本の美しい伝統文化の歴史の味わいを現在から未来へ綴る」という、坐漁荘がかねてより掲げるコンセプトへ原点回帰するに至ったという。

環境への配慮と食育の促進を意識して企画した「サスティナブルランチコース」を第一歩とし、今後もSDGsに貢献する取り組みを伊東市浮山温泉郷から発信していくそうだ。

■SDGs17の目標のうち、2つの項目を意識

SDGsとは、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で、持続可能な社会実現に向けて達成すべき17の目標。

「サスティナブルランチコース」は、主に「12.つくる責任 つかう責任」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」という2つの目標を意識して考案した。

藤枝産有機茶との地産地消ペアリングも楽しみなランチだ。

昆布智成シェフ

サスティナブルランチコース

実施期間:8月21日(土)~8月31日(火)
実施場所:ABBA Resorts IZU-坐漁荘 レストラン「やまもも」
料金:ランチ 6,050円 / ティータイムデザート 1,320円
定員:1日限定20名
所在地:静岡県伊東市八幡野1741-42
詳細:https://zagyosoh.com/information/event/285

※価格は税込

(MOCA.O)

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