新型BRZのグレード構成は、ベーシックな「R」と装備を充実させた「S」の2タイプ。いずれもトランスミッションは、6MT/6ATから選択できる。
また、AT車には前後の衝突回避ブレーキや誤発進抑制、全車速追従式のクルーズコントロール、車線逸脱警報などから構成されるアイサイト・コアテクノロジーに加え、リヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)やハイビームアシストも標準装備される。
注目の価格は、「R」が308万円(6MT)/324万5,000円(6AT)、「S」が326万7,000円(6MT)/343万2,000円(6AT)。新設計ボディやエンジンの排気量アップなどもあり、大幅な価格上昇も懸念されていたが、予想よりもリーズナブルな価格に抑えられたと言えるだろう。
ボディカラーは、WRブルーパールをはじめとした7色から選択可能。内装色はブラックのみで、7インチカラー液晶とLCD液晶を組み合わせた「BOXERメーター」を採用する。
また、「S」ではレッドアクセント入りのウルトラスエード/本革スポーツシートや前席シートヒーターなども標準装備される。
車両概要は既報のとおりで、新型レヴォーグにも採用されたインナーフレーム構造や構造用接着剤によって剛性を高めた新設計ボディに、先代の2.0Lから2.4Lに排気量を拡大した自然吸気の水平対向4気筒エンジンを搭載する。
使用燃料はハイオクで、WLTCモード燃費は、「R」のMT車が11.8km/L/AT車が12.0km/L、「S」のMT車が11.7km/L/AT車が11.9km/Lとなる。「S」の足回りには、より優れたコントロール性能と応答性を実現するミシュラン・パイロットスポーツ4Sが装備される。
(zlatan)
画像元:SUBARU
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