神奈川・西丹沢にファクトリーブランド「bluno」ショップ&アトリエ誕生

ただ買い物をするだけではない、特別な場所。

■まさに隠れ家、丹沢の奥地のショップ&アトリエ

神奈川県茅ヶ崎市を拠点とする革のファクトリーブランド「bluno」は、2021年8月、神奈川県足柄上郡山北町、丹沢国定公園エリアの奥地(西丹沢地区)にショップ&アトリエ「Leather Room Bluno 西丹沢」を本格オープンする。

このショップ&アトリエは、代表であり職人である宇野裕貴氏が平屋古民家を2020年12月からセルフリノーベーションしたもの。2ヶ月間のプレオープンを経て、8月に本格オープンとなる。

宇野氏がものづくりをする上で「理想」とする場所を追い求め、辿り着いたのがきれいに澄んだ川と深い山に囲まれたのどかな西丹沢エリアだった。

この古民家は、小さい丘の上に位置し一面山に囲まれた小さな隠れ家、元々は茶室である店内は窓が広く開放感があり窓から望む山々はまさに絶景そのもの。樹齢2000年の御神木箒杉(ほうきすぎ)の目の前という立地でもある。

小田急小田原線「新松田」駅からバスで約1時間、東名高速大井松田ICより車で約40分というアクセスは、常識的に考えると商売をするには難しい場所、かもしれない。しかし、「ものづくり」をするという点では、これ以上ない最高な環境でもある。

プレオープンから2ヶ月が経過し、キャンプやハイキングの途中で立ち寄る人など少しづつ客足は増えてきているそうだ。

Snシリーズ

店内にはblunoを代表する革と金属の錫(すず)を組み合わせた「Sn」シリーズのオリジナル革製品をはじめ、手縫いの技法を存分に生かした「standard」シリーズまで並び、全ての商品が購入可能だ。

standardシリーズ

店内奥にはワークショップスペースでは、予約制で「革ものづくり」を体験できる。

自然の中のショップ&アトリエには、足をのばしてみなければ得られない価値がありそうだ。

Leather Room Bluno 西丹沢

所在地:神奈川県足柄上郡中川678
公式サイト:http://www.bluno.net/
オンラインショップ:https://letherroombluno2.stores.jp/

(冨田格)