前橋・白井屋ホテル、群馬の厳選食材×銘酒を堪能する1日限りの美食の饗宴

群馬の食の魅力を堪能する1日。

■1日限りの美食の饗宴

2020年12月、群馬県前橋市に開業した「白井屋ホテル」は、前橋出身の起業家、JINS 代表取締役社長の田中仁氏が地域創生を掲げ、さまざまな協力者と共に具現化した、まちのリビングをめざしたホテルだ。

300年以上の歴史ある旅館に新たな息吹を与えた建築家藤本壮介による建物、国内外のアーティストによる作品の数々、デザイナーとの協演、地元の食材を活かしたこだわりの食、フィンランド式サウナ、茶室などのウェルネスの施設が、明確なビジョンをもとに地域に開かれている。

暮らす人と訪れる人が集い、五感に刺激を受け、心を養い、あらたな文化がめぶく、世界にも類をみないホテルとして、さまざまな企画、活動を展開している。

米国の有名インテリア雑誌「アーキテクチュラル・ダイジェスト」で、「2021 AD グレートデザインホテルアワード」を受賞した。

©️Shinya Kigure

「白井屋ホテル」は、8月31日(火)、極上フランス料理を提供する青山の「フロリレージュ(Florilège)」オーナーシェフ川手寛康氏を招き、1日限りの美食の饗宴「Florilège at SHIROIYA」を開催する。

■厳選した群馬の食材を使う特別なコース

「白井屋ホテル」メインダイニングのシェフ片山ひろ氏は、「フロリレージュ」で川手シェフのもとで研鑽を積んだ、いわば師弟関係にある。

川手寛康氏(左)& 片山ひろ氏(右) ©️Shinya Kigure

自然の恵み、素材を育む生産者に敬意をはらい、独創的なアイディアと美味しいものを提供するための「思い」を届けつづける川手寛康氏の料理。川手シェフも絶賛の少量生産の前橋にあるチーズ工房「スリーブラウン」のチーズをはじめ、鳥山畜産の赤城牛、嬬恋の養殖すっぽん、上州地鶏など選りすぐった群馬の食材を使い、片山シェフと交互に、そして共に創りあげる特別なコース。

料理に合わせて、群馬の壮大な山々や利根川水系の清流が生んだ銘酒も一緒に提供する。

川手寛康(かわてひろやす)

1978年生まれ。洋食のシェフであった父の影響で、迷わず料理人の道へ。「オオハラ エ シイアイイー」や「ル・ブルギニオン」で腕を磨いた後、渡仏し星付き店で修業。帰国後「カンテサンス」のスーシェフを経て、2009年自らの「フロリレージュ」を開店。Asia 50 Best Restaurantで上位ランキングするほか、ミシュラン東京ガイドで2つ星を獲得。

片山ひろ(かたやまひろ)

群馬県出身。「帝国ホテル」でキャリアをスタート。その後都内のレストランでの修行を経て地元群馬にて自身のレストランを開業。2018年、自身のレストランを閉めて白井屋ホテルプロジェクトに参画。川手寛康の「フロリレージュ」やベルギーの「Hertog Jan」など、国内外の名店での2年以上にもわたる研鑚を経て、白井屋ホテルのメインダイニング「ザ・レストラン」のシェフに就任。

©️Shinya Kigure

美食の饗宴「Florilège at SHIROIYA」は、ランチ、ディナーのみのプログラムと宿泊プランがある。前橋の、そして「白井屋ホテル」でなければ味わうことのできない、1日限定の美食。グルマンならば見逃すわけにはいかないだろう。

 

Florilège at SHIROIYA

開催日:8月31日(火)
料金:(ランチ・ディナー共に)30,000円
公式サイト:www.shiroiya.com

写真:©️Shinya Kigure

※価格は税・サ込

(冨田格)

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