早くもファッション界は秋冬モード。
ディオールはファンタジーなおとぎ話の世界を取り上げた2021-2022 秋冬 コレクションのキャンペーンビジュアルを公開した。
■幻想的な世界が広がるコレクション
数々のシンボルが織りなすこの幻想的な世界は、新たな創造性を絶え間なく発揮することで既成概念に疑問を投げかけ、想像力の限界に挑む。
マリア・グラツィア・キウリがディオールのためにデザインしたルックは、過去の記憶と未来を組み合わせて生まれる変化を掛け合わせることで、自己肯定へと誘う内容となっている。
■メゾンのアイコンに新たな解釈をプラス
フォトグラファーのエリザベータ・ポロディナのレンズによって捉えられたモデルたちは、神秘に包まれたシルエットの現代性を体現。
一方で、「バー」ジャケットや「レディ ディオール」「ディオール ブックトート」といったメゾンのアイコンには美を表現する独特の対話を通して新たな解釈が加えられた。
どこか抽象的な雰囲気を感じさせるこの一連のショットは、再解釈された「カナージュ」モチーフやレオパードプリント、あるいは60年代の雰囲気をたたえる魅力的なスカーフなど、ディオールの象徴とコードを際立たせている。
2021-2022 秋冬 コレクションのカラーパレットを彩るのは、レッド、ブルー、グレーというムッシュ ディオールが好んだ色合い。
一方でイブニングドレスにはチュールが幾重にも重ねられるなど、デザインの変容により、他には見られない現代のフェミニニティがかつてなく自由な形で姿を現す。
これらのコレクションは、ハウス オブ ディオール ギンザ、表参道店、心斎橋店、伊勢丹新宿店、公式オンラインブティックにて先行ローンチ。
7月29日(木)より全国のディオールブティックで展開中だ。
ディオールの世界観に浸ってみては。
ブティックの営業に関しては公式サイトで確認を:https://bit.ly/3h5ICJi
クリスチャン ディオール:https://www.dior.com
© Elizaveta Porodina
(Yuko Ogawa)