北海道の「キャメルファームワイナリー」が世界的に評価された。
■歴史と権威ある国際ワインコンテスト
イギリス発のワイン雑誌「デキャンター」が主催する、歴史と権威ある国際ワインコンテスト「Decanter World Wine Awards(デキャンター・ワールド・ワイン・アワード)」。
キャメルファームワイナリーが国際ワイン品評会 「Decanter World Wine Awards* 2021」 に出品した「ピノ・ノワール プライベートリザーブ 2019」が、初めてゴールドメダルを獲得した。
同品評会では、56ヶ国、各地域がエントリーしたワインを、専門家がブラインドテイスティングにより審査し、7月7日に結果を発表。エントリー総数18,095本から”ピノ・ノワール”のゴールドメダルは58銘柄、このうち非発泡性のスティルワインは23銘柄だった。
■リッチでエレガントな深みのある赤ワイン
キャメルファームワイナリーは、眼下に日本海を望み、海からの風がミネラルを運ぶ、余市町登地区に位置する。なだらかな丘陵に広がる13ヘクタールの垣根仕立てのぶどう畑から、品種の魅力、テロワールの特長を最大限に引き出すワイン造りに取り組んでいる。
「ピノ・ノワール プライベートリザーブ 2019」は、徹底した栽培管理の下、心を込めて育てたピノ・ノワールを、最良の状態を見極め、最適なタイミングで丁寧に手摘みで収穫、ぶどう畑の敷地内の醸造所にて造り上げたワインだ。
美しく光り輝く、明るいルビー色。フランボワーズやレッドチェリーなど生き生きとした赤い果実と、それらのコンポートのような香りが混じる華やかな香り。また、スパイスやミネラル、樽由来の心地よいバニラやコーヒーのような香ばしいスモーキーフレーバーを感じる複雑で妖艶な香り。
フランボワーズなど赤い果実味が豊かに広がり、滑らかな程良いタンニンと酸味、ミネラル感が調和し、心地よい余韻が続く、リッチさとエレガントさを合わせ持つ深みのある赤ワインに仕上がった。
フードペアリングは鰻の蒲焼、鴨のロースト、和牛タタキなど。
■他のワイン5銘柄も高スコアを得て受賞
今回、キャメルファームワイナリーは、同品評会に6銘柄をエントリー。日本のピノ・ノワールでは唯一、ゴールドメダルに選出したが、他の5銘柄もすべて高スコアを得て受賞した。
(左から)シルバーメダル: 「ブラウフレンキッシュ プライベートリザーブ2019」
ブロンズメダル: 「ケルナー プライベートリザーブ 2019」 「キャメル ブリュット メトド トラディショナル ブラン・ド・ノワール 2015」「レガミ ブリュット 2019」「レガミ エクストラドライ 2019」※既発売品
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キャメルファームワイナリー:https://camelfarm.co.jp/
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