キャンプでの料理を、さらに美味しく、そして手軽にしてくれるアイテムが登場。アウトドア好きはチェックしてみよう。
長崎県五島産の食材を使用した加工食品の製造販売、及び五島列島の特産品の販売を行う「ごと」社は、自社のレトルト食品開発・加工技術を活用したレトルト食品製造受託事業「ごとルトOEM」を行っている。
今回、キャンプやアウトドア料理の新しい楽しみ方を提案するVEGECAMPが手掛ける、キャンプ専用の野菜ピューレ「VEGECAMP TOMATO」「VEGECAMP ONION」の開発・製造加工を行なった。
■取り組みの背景
キャンプ専用の野菜ピューレは「キャンプ料理の可能性をもっと拡げたい」「料理を行う工程の、クリエイティビティ溢れる体験をもっと楽しんでほしい」という、キャンプ好きなメンバーの想いから誕生したアイテム。
キャンプで手の込んだ料理を作ろうとすると、どうしても野菜を炒めたり煮込むと時間がかかる。そこで、野菜が凝縮されたピューレがあれば、シンプルな食材と簡単な調理で、ワクワクする美味い料理を楽しめると考え、「キャンプで使える野菜のギア」の開発に取り組んだという。
■レトルトでも美味しさを再現
商品開発で最もこだわったのは、野菜を丁寧に炒めることで生まれる旨味を再現すること。玉ねぎなどの香味野菜は、中弱火でじっくり炒めることで芳ばしい香りや風味が増す。実際のキャンプでは、長時間野菜を炒めることが難しいので断念しがちな工程だからこそ、同様の味わいを出すことにこだわった。
しかしながら、レトルトの高温加圧の製造方法では野菜の甘みが落ちてしまい、加糖せずに野菜の自然の甘味を維持する調理方法に悩んでいたところ、五島列島産の糖度の高いサツマイモを隠し味として加えることで解決したという。
「VEGECAMP TOMATO」
トマトの旨味を閉じ込めたキャンプ専用のトマトピューレ。酸味と甘味のバランスが効いている。味の主役としてパスタソースにすれば、野外でもお店のような本格的な味に。スパイスカレーに少し入れれば、一気に味に深みが生まれる。
「VEGECAMP ONION」
たまねぎを丁寧にソテーし、ケイジャンスパイスをきかせたキャンプ専用のオニオンピューレ。オリーブオイルと混ぜるだけで、道の駅の野菜を無限に食べれるドレッシングに変身。
トマトピューレと合わせれば、スパイスカレーもあっという間に完成。たまねぎをじっくり炒めなくても、甘みと深みを作れる。ホットサンドやホットドッグのソースとして使えば、ケイジャンスパイスがマイルドなジャンキーさをプラス。ステーキ用のシャリアピンソースだって簡単だ。
“作りたてのような美味しさ”にこだわった、野菜のピューレでキャンプ飯を楽しもう!
取り扱い:https://vegecamp.com/
ごと公式オンラインストア:https://nagasakigoto.net/
(田原昌)