千葉県山武市で創業200年の大髙醤油が、千葉産の食材を新鮮なまま醤油に込めて日本中の食卓へ届ける、醤油を使ったプロジェクトが誕生。

創業文化元年(1804年)、しょうゆ醸造、つゆ・たれ製造を営む大髙醤油は、千葉県で生産された新鮮で美味しい農作物を使ってオリジナル醤油作りに挑戦する「ちば地産地醤プロジェクト」を発足。

第一弾は、千葉県市原市の農場「OMDアグリネットサービス」とコラボレーションし、丹精込めて育てられたパクチーを使った「パクチーしょうゆ」の販売を予定している。

■千葉の魅力とエシカル消費の推進

大髙醤油は、小ロットのOEM生産、商品開発を得意としている醤油メーカー。そして本社・工場を構える千葉県は、東京都心からのアクセスもよく温暖な気候と豊かな自然で知られる「農業王国」だ。落花生の他に、日本なしやスイカ、ネギなどさまざまな野菜、果物の産地として知られており、園芸部門の産出額は全国でも上位。これらの農作物の他にも、東京都内の一流レストランに卸されている絶品の食材がたくさん存在する。その一方で、消費されず廃棄されている農作物があることも事実だ。

このようなフードロスを少しでも防ぐために、大髙醤油はこの地に根付いて醤油作りを行ってきた実績とネットワークを活かして、千葉県の食材と醤油をコラボレーションしオリジナル醤油を創る「ちば地産地醤プロジェクト」を立ち上げた。

本プロジェクトを通じて、千葉県産の食材を鮮度を保ったまま全国の食卓に届けるとともに、千葉県産の美味しい食材を全国で食べてもらうことで千葉の魅力を知ってもらいながら、エシカル消費を推進し、持続可能な社会の実現に貢献する。

■ちば地産地醤プロジェクト「パクチーしょうゆ」

第一弾の商品として、千葉県市原市に農場があるOMDアグリネットサービスとタッグを組んで開発した「パクチーしょうゆ」の販売を予定。たっぷりと愛情を注ぎ育てられた艶やかで香り立つパクチーをふんだんに使用し、クセになるほどのパクチー感が口いっぱいに広がる逸品。

市原市の観光スポットとして有名なぞうの国や、パクチーの本場であるタイを彷彿とさせる象をパッケージデザインに採用。パクチーしょうゆは、7月14日よりクラウドファンディングで先行販売を予定している。

千葉の魅力をオリジナル醤油で知ってみよう。

ちば地産地醤プロジェクト：https://chisanchishou.official.jp/
大髙醤油：https://ohtakasho-yu.co.jp/

（田原昌）