今年の2月に誕生したばかりの酒蔵「haccoba(ハッコウバ)」から、チャイをモチーフに、紅茶とスパイスを一緒に発酵させたどぶろくが誕生。自由な酒作りに挑戦する酒蔵ならではのテイストだ。
■本来の自由な酒づくりを追求していく「haccoba」
haccobaが2021年2月に立ち上げた酒蔵「haccoba -Craft Sake Brewery-」から、チャイアーティスト名和靖高氏とのコラボ商品が登場。「マサラチャイ」をモチーフに、どぶろくをミルクに見立て、紅茶とスパイスを一緒に発酵させた。
「昔の酒づくりはもっと自由だったし、これからも自由な方が良い。」
haccobaのつくる酒は、米や麹をつかう日本酒の伝統製法はそのままに、発酵過程でフルーツやハーブを加えるなど、自由な醸造スタイル。かつて各家庭で醸造を楽しんでいた日本の発酵文化の源流にもとづき、酒をつくる楽しさを分かち合う。
■チャイアーティスト名和靖高氏とのコラボ開発
「スパイスカレーに合うお酒があったらいいね」そんな一言から生まれたこの企画。
haccobaのブリューパブで提供している、特製スパイスカレーに合う酒がつくれないかと考え、そこで浮かんだのがチャイ。やさしい甘さとミルキーさをどぶろくで表現し、カレーの刺激を包み込む味にチャレンジした。
チャイについては、名和靖高氏に学んだ。名和氏はチャイの魅力に取り憑かれ、チャイアーティストとして活動している。
■ミルクも砂糖も使わない、米のチャイどぶろく
甘く煮出したミルクティーにスパイスを加えたインドの飲み物、マサラチャイ。その魅惑的な美味しさを、米の酒で生み出すことにチャレンジ。
チャイのもつやさしい甘みとミルキーさをどぶろくで表現することにより、砂糖やミルクを使わずに醸造。使用する紅茶は、強いコクが特徴のアッサムティーを選定。また、カルダモンを中心にスパイスを構成することにより、爽やかな余韻が広がる味わいに仕上げている。
「CHAI doburoku」は冷蔵庫で冷やして保存。飲み頃は15℃、もしくは65℃程度に温めたHOTもオススメ。シナモンスティックやパウダーを加えても美味しい。
スパイスカレーやタンドリーチキンはもちろん、生姜を使った料理にもよくあう。また、きな粉をかけたわらび餅や、バタークッキーなどのお菓子との組み合わせもおすすめだ。
どぶろく・茶・スパイスという、今までにないコラボレーションを楽しもう。
CHAI doburoku
価格:2,420円(税込)
内容量:500ml/ 本
販売期間:売切次第終了
販売チャネル:オンラインストア、酒蔵店頭
商品詳細: https://haccoba.com/products/chai-doburoku
(田原昌)