特別な「DS3クロスバック」が放つ、スポーティ・エレクトリックエレガンス

E-TENSE(イーテンス)とは、DSの電動化モデルを示すサフィックス(接尾辞)であり、技術のベースはフォーミュラEの「DS TECHEETAH Formula E Team」によって培われている。

そして、7月5日に発売された特別仕様車「DS3クロスバック E-TENSE パフォーマンスライン」では、レーシング由来のエッセンスが色濃く注入され、“スポーティ・エレクトリックエレガンス”という個性が強調されている。

具体的には、DSウイングのクロームとリアランプ下端にマットブラック、リアガーニッシュにグロスブラック、18インチ・アルミホイールにオニキスブラックという異なる質感と表情を持つ“黒”を採用し、スポーティでありながらエレガンスを感じさせる仕立てとしている。

インテリアでは、上質かつスポーティなアルカンタラを贅沢にあしらいながら、カルマン(カーマインレッド)×ゴールドの専用ステッチを随所に奢ることで、特別感をクールに演出。

シートは座面中央をカルマンをアクセントカラーとした立体的なファブリックに、サイドサポート内側をアルカンタラとして、ホールド性を高めている。

パワートレーンは、最高出力136ps/最大トルク260Nmを発揮する電気モーターを搭載。航続距離はJC08モードで398kmをマークし、普通充電のほかCHAdeMO式の急速充電にも対応している。

装備類は上級グレードの「グランシック」と同等で、DSドライブアシストやDSマトリクスLEDビジョン、フォーカル製オーディオシステムなども標準装備される。価格は「グランシック」と同額の534万円。

(zlatan)

画像元:Groupe PSA Japan