ピッチを見ながらのテレワークは、サッカーファンにとっては至福の時間になりそうだ。
■新たなワーキングスタイル「パナスタワーク」
コロナ禍によって急激に進む働き方改革。テレワーク・リモートワークを実行する企業やビジネスパーソンはこの一年で大幅に増加した。 自宅で仕事できる環境があるならば問題はないのだが、家では仕事しづらい人にとっては、会社以外で仕事できる場所を確保する必要がある。
需要の増加につれてコワーキングスペースや、ワークスペースとして活用できる飲食店なども増えてきている。
大阪に新たに登場するワーキングスペースの舞台は、サッカーのスタジアムだ。
「パナスタ」は、新しい生活様式としてテレワークなどを行う環境を「パナソニックスタジアム吹田」にて7月12日(月)より提供を開始した。
■憧れの「バックスタンドVIPフロア」で仕事をする
愛称「パナスタワーク」は、Jリーグなどイベント利用のない日にスタジアムを個人で気軽に利用できるサービス。
ワーキングスペースとして利用できるのは、スタジアム4階の「バックスタンドVIPフロア」。
「共有ラウンジ」と「ルーム(個室)」、それぞれバルコニー席も含めてワーキングスペースになる。机、椅子、電源、スタジアムWi-Fiの利用が可能なので、テレワーク環境は完璧だ。
「共有ラウンジ」では会話はNGなので、電話はバルコニー席でかける必要がある。また「WEB会議」「オンラインミーティング」は個室のみとなっている。
飲み物の持ち込みはOKだが、食事はできないので注意が必要。
利用するためには、前日までに「パナスタ」のホームページから申し込む。1日先着20名限定なので、利用したい日が決まったら早めに予約する方が良さそうだ。また個室を利用したい場合は、当日受付で申し込むとのこと。
スタジアムのピッチを一望できる開放的な環境でのテレワーク、いつもと違う環境で新鮮な気持ちで仕事ができそうだ。
利用申込:https://suitacityfootballstadium.jp/event/
※料金は税込
(冨田格)