家具とワインとカフェの心地よい関係。
栃木県宇都宮市に本社を構え、航空機部品製造・家具販売業において50年以上の歴史がある亀田産業。今年6月、Steve*(スティーブアスタリスク)とともに店内の空間デザインを見直し、本社併設の家具店「亀田屋」内にカフェ「KAMEDA-YA coffee&wine」をオープンした。
■家具とワインと「内装工事」のアビリティを持った亀田屋だからこそのカフェ
亀田屋の主力商品は「家具」と「ワイン」。「なぜ、家具とワインなのか」という質問が多くあったなのだという。
素敵な椅子とテーブルを購入したら家族と座りたい。家族と座るのであれば心地よい時間を過ごしたい。心地よい時間を過ごしたいなら、美味しいワインと共に楽しい会話を。というように、素敵な暮らしはすべてが繋がる。それを体感してもらえる場所として「カフェ」という空間が必要だと考えた。
建設業許可(内装仕上工事業)を保持している亀田屋であるからこそ、具体的でリアルに体感できる場の大切さを伝えていくべきだと思ったそうだ。日々の暮らしは、丁寧なディテールを少しずつ繋げることで実現できる。亀田屋で表現していることをゲストが体感できるフラッグシップショップの位置づけとしても、「カフェ」は必要だったのだ。
■栃木の名産品への再注目を集めるための「亀の恩返し」
KAMEDA-YA coffee&wineは、地元への恩返しの意味を込めて、地域とゆかりのある素材を使用。
一席ずつコンセントを配置することで、リモートワークにも最適な広々としたカウンターには、地元の大谷石を使用。
店内で飲む際に使用されるコーヒーカップは、一つひとつ現地を訪れて仕入れた益子焼を使用するなど、新しい時代の感覚を取り入れながらも、至る所に地域への恩返しを込めて、調度品は極力地元の名産品を用いた。
■「未来を熱く語れる場所へ」
亀田産業 代表取締役社長 亀田 寛氏は「この場所が、地域は元より、地域の枠を超えて、日本中、または世界中の情熱を持ったメンバーが集まり、未来を熱く語れる場所となることを心から願っている」とコメント。
「亀田産業50周年プロジェクト」サイトでは、亀田 寛氏のインタビューなど、亀田産業の新しい時代に向けての考え方をストレートな言葉で伝える。
https://kamedasangyo.co.jp/special/
家具とワインとカフェが融合する、亀田屋の「KAMEDA-YA coffee&wine」に注目だ。
本社所在地:栃木県宇都宮市川田町432
亀田産業:https://www.kamedasangyo.co.jp/
(MOCA.O)