ルイ・ヴィトンがサステナブル素材のバッグ「フェルト・ライン」を発売

持続可能なデザインに挑むラグジュアリーブランドの新作バッグ。

■定番アイテムには環境に配慮したサステナブルな素材を使用

ルイ・ヴィトンは、メンズ アーティスティック・ディレクター ヴァージル・アブロー氏による「2021秋冬コレクション」で初披露した「フェルト・ライン」を、7月16日(金)発売する。

「キーポル・バンドリエール」、「キーポル XS」、そして、ヴァージル・アブロー氏がルイ・ヴィトンでのデビューを飾った初コレクション以来製作し続けているデザインの「ソフトトランク」。

メンズ・ウェアのコレクションに欠かせない3モデルのバッグは、オーガニックコットンやリサイクルウールをベースとしたジャカード織り、既存の製品在庫から再利用された100%リサイクルポリエステル、さらにはリサイクルプラスチック素材のチェーンなど環境に配慮した素材を複数取入れてデザインしている。

今シーズンの新たな冒険において、「ムービングブランケット」も、サステナビリティへの献身的な取組みと完全に一致するデザインだ。

各バッグの主な素材となっている革新的なテキスタイルには、認証を受けた最高水準の43%オーガニックコットンと20%リサイクルウールを使用。

ライニングには、メゾンの在庫の生地からアップサイクルした100%リサイクルポリエステル素材を使用することで、既存の素材を最大限に活用し、新たな生産を減少することに寄与した。

チェーンとコーナー部分には、70%再生プラスチックを使用。プラスチックは、ジャカード織りならではの独特な色合いを反映したマルチカラー仕上げに。ストラップとハンドルには、皮革産業において最も厳しい環境基準を課す国際認証団体である「LWG」による認証を受けたレザーが採用している。

■持続可能なエコデザインを目指すルイ・ヴィトンの取り組み

ルイ・ヴィトンが大切にしている品質や耐久性に関する基準をすべて満たすフェルト・ラインの3モデルには、同基準を採用してデザインしたプレタポルテのロングコートと同じく、責任ある持続可能な洗練というメゾンの選択が表れている。

「2021秋冬ファッションショー」のメインテーマである日常生活における美と創造性を讃え、具現化したフェルト・ラインは、顧客のニーズと現代世界が抱える課題に対する最適な対応を提供するという、ルイ・ヴィトンの創意工夫をはっきりと示している。

すべてのアイテムには、ヴァージル・アブロー氏がデザインしたシグネチャー入りのレザーパッチを付属。既存在庫のレザーを利用したこのエンブレムは、2025年までにルイ・ヴィトン製品を100%エコデザイン対応とするという持続可能な開発に対するメゾンの目標を象徴するものだ。

ファッションも循環型創造へ。ルイ・ヴィトンの画期的な挑戦は続く。

公式サイト:http://www.louisvuitton.com