渋谷区神南で一読一服。飲む文庫本「珈琲文庫|」7/9まで期間限定営業

今回紹介するのは、コーヒーと文学が一緒に楽しめる斬新な試み。

■新たな珈琲体験ができる期間限定ショップ

新たな珈琲体験を提供するコーヒーブランド、『珈琲文庫|』が2021年6月28日(月)から7月9日(金)まで、渋谷のthe Hive JINNANにてショップを期間限定オープンする。

『珈琲文庫|』とは、飲む文庫本をコンセプトにした越境が手掛ける新たなコーヒーブランド。

総勢36名のクリエイターを迎え、「忘れられない一言」「密かな夢」「2026年 その日の旅」など6種をテーマにした全36作の私小説をコーヒーカップのスリーブに記したコーヒーを販売する。

各作品は、コーヒータイムにぴったりの原稿用紙1枚分の文量。さらに、テーマごとにぴったりのブレンドを提供する。

■珈琲文庫|の楽しみ方

『珈琲文庫|』をどのように楽しむのか紹介しよう。

本棚にカップ型の文庫本が並ぶ店に入ると、まずは読みたい文庫本を見つけよう。読みたい文庫本を見つけたら、カップ型の文庫本を手に取り、カウンターへ持っていく。

すると、バリスタが選んだ文庫本の内容にぴったりのコーヒーを作る。コーヒーはホットかアイスを選べるが、カフェインレスは対応していない。

カップのスリーブを外すと、裏側から原稿用紙一枚分の私小説が現れる。コーヒーと、スリーブ裏に書かれたクリエイターによる私小説を楽しみながら一読一服のコーヒータイムが過ごせる。

メニューには、越境メンバーが独自に焙煎して生み出した風味など、私小説の6テーマに合わせた6種のコーヒーを取り揃えている。

6つのテーマは、「かわいい嘘」「忘れられない一言」「私のまわりの人間らしい人」「秘密」「I have a dream(密かな夢)」「2026年その日の旅」。

クリエイターたちが繰り広げる“人の薫り”がする私小説とコーヒーの香りを楽しめる『珈琲文庫|』で、新たなコーヒータイムを過ごしてみては?

珈琲文庫|

期間:6月28日(月)~7月9日(金)
定休日:日曜日、雨天
価格:450円(税込)
所在地:東京都渋谷区神南1-6-5 the Hive Jinnan テラス
備考:テイクアウトのみ
URL:https://ekkyoinc.jp/coffeebunko/

(Yuko Ogawa)