ドラマ好きが推す朝のヒロインは?
■次に朝ドラヒロインをやってほしい女優は?
国内最大級のエンタメ情報サービス「ciatr」は、ドラマが好きな全国10代〜60代の男女500名を対象に「次に朝ドラヒロインをやってほしい女優は?」を調査するWebアンケートを実施した。
5月17日から、NHK「朝の連続テレビ小説」第104作として『おかえりモネ』が放送されている。ヒロインは、2002年生まれの若手女優・清原果耶。
『おかえりモネ』に次ぐ2021年後期朝ドラには上白石萌音・深津絵里・川栄李奈がヒロインを務める『カムカムエヴリバディ』、2022年度前期朝ドラには黒島結菜がヒロインを務める『ちむどんどん』が控えている。
ドラマ好き500人が望む「次に朝ドラヒロインをやってほしい女優は?」の結果を発表しよう。
調査概要
対象者:全国10代〜60代までの男女
回答数:500名(うち有効回答数=500)
調査方法:Webアンケート
アンケート実施期間:2021年5月20日(木)〜5月23日(日)
■調査結果を分析して見えてきたもの
1位に輝いたのは、2000年生まれの女優・浜辺美波。2017年の映画『君の膵臓をたべたい』で知名度を獲得し、映画『賭ケグルイ』『約束のネバーランド』、ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』などに出演している。
2020年放送のドラマ『私たちはどうかしている』では、ヒロインの和菓子職人の娘役を演じて話題に。今回のアンケートでも「わたどう」で見せた着物姿が似合っていたため、昭和時代の朝ドラヒロインを観たくなったという声が多数寄せられている。
浜辺美波が1位に輝いた要因としては、出演してきた映画やドラマの視聴者層がさまざまな年代にわたっていること、若々しく爽やかな役柄を演じることが多く、朝ドラ出演のイメージが湧きやすかったことが挙げられるのではないだろうか。
この分析を裏付けるように、浜辺美波は若者のみならず幅広い世代に支持されていることも明らかになった。以下のランキングは、今回のアンケート結果を年代別に集計したもの。
20〜50代のすべての年代で、浜辺美波が1位になっていることが分かる。2位以下は年代によって変動があるが、浜辺美波は不動の人気を誇っているようだ。老若男女から愛されるキャラクターが求めらる朝ドラヒロインに、浜辺美波はまさに適任といえるだろう。
2位にランクインした今田美桜は、ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』『3年A組-今から皆さんは、人質です-』などに出演。現在放送中の朝ドラ『おかえりモネ』にも、若手気象予報士として出演している。
朝ドラでは、脇役で出演した女優がのちのちヒロインになるパターンが非常に多い。『おかえりモネ』のヒロインである清原果耶も広瀬すず主演の『なつぞら』に出演していた。今田も同じ経歴をたどることになるかもしれない。
3位にランクインしたのは、橋本環奈。多くの漫画実写化映画でヒロインを演じてきた橋本、代表作は映画『銀魂』での神楽役や『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』での四宮かぐや役だ。
ランキングの順位を問わず、回答理由には「透明感」「爽やか」「老若男女に愛される」といったキーワードが非常に多く見らた。まさに多くの人が思い描く朝ドラヒロインのイメージ、求められる素質をあらわしているといえそうだ。
2022年後期以降の朝ドラはまだ未発表。ドラマ好きが推す女優たちがヒロインの座につくのか、注目していきたい。
集計結果詳細「ciatr」:https://ciatr.jp/topics/318409
(冨田格)