住まうように寛げる宿が京都嵐山に誕生。
昨年12月にオープンしたレストラン「儘」に続き、宿泊施設「嵐山邸宅 MAMA」がオープンした。
■レストラン「儘」の奥の10室の宿泊棟
阪急電鉄嵐山線の嵐山駅から徒歩3分。渡月橋の近くに位置する「嵐山邸宅 MAMA」は、阪急電鉄の元保養所の改修プロジェクトの一部として、嵐山の自然や食を楽しめる宿泊施設だ。
「ありのまま」の良さを大切にするという意味と「わがまま」という、自分たちではコントロールしづらいような意味を内包させた「MAMA」。施設入り口に位置するレストラン「儘」の奥には、全10室の宿泊棟があり、山の麓の一軒家でゆったりと過ごすことができる。
■嵐山に住まう、という贅沢
嵐山邸宅MAMAは門構えや屋根の梁、庭の木々に至るまで長年大切に守られてきた日本家屋の良さをそのままに残し、嵐山に流れるゆっくりした時間を身近に感じながら嵐山に住まうような体験ができる。
■十室十色のしつらえ
「嵐山邸宅 MAMA」には十室の客室を用意した。キングサイズのゆったりとしたベッドのある部屋、庭を眺める浴室のある部屋、どの客室も、もとの建物の良さを活かしその場所に似合う作りになっているため、それぞれ異なった表情を持っている。
客室には地元京都の職人「片井意匠」による、あたたかみのある手作りの家具が置かれ、一つ一つ大切に作られたものに囲まれた空間が広がる。
嵐山邸宅の中で一番広いプライベートガーデンと小さな書斎のある客室「MAMA Premium Garden」は、庭に面した開放感のある浴室があり、日常にはない特別な時間を楽しめる。季節によっては、庭で朝食やお茶、読書なども。
木や和紙などの自然素材に囲まれた空間でゆったりとした時間を過ごせる、嵐山邸宅の最もスタンダードな客室「Standard」など、趣の違う客室が揃う。
■素材を楽しめるレストラン「儘」による朝食
街に開かれたレストラン「儘」は、地のものをふんだんに使った、シンプルで毎日食べたくなるようなメニューがメイン。
宿泊客にも提供される朝食は、季節の魚に削りたての鰹節を合わせた出汁をたっぷりかけて食べる汁物と、小鉢には嵯峨野にある森嘉豆腐のお豆腐など、地元の食材を添えた優しい朝食。
■京都市内からすぐ、観光地として愛される嵐山の魅力
京都の西に位置する嵐山は京都駅から電車・バスが共に直通していて、春は桜・秋は紅葉と四季折々の美しさを堪能できる場所として現在でも代表的な観光地として様々な人が訪れる。
そのアクセスの良さと自然の多さから、遠方からの来客だけでなく京都府民にとっても休日楽しめる場所として人気が高い。
春や秋は観光だけでなく、景色を楽しめるサイクリングやハイキングを中心としたアクティビティを楽しむこともでき、オールシーズンで様々な楽しみ方ができる。
阪急電鉄が保養所として使っていた、日本家屋の良さをそのままに残した宿で寛ぎの時間を。
住所:京都府京都市西京区嵐山西一川町1-5
嵐山邸宅MAMA:https://mama-arashiyama.jp/
(MOCA.O)