タクシーで楽しむ出雲の旅 出雲周遊観光タクシー「うさぎ号」運行中

日本有数の観光地である島根県、出雲。出雲周遊観光タクシーでは安全で充実した出雲旅行を実現するべく「うさぎ号」を運行している。

■密を避けたツウなタクシー旅行

出雲観光協会は、コロナ禍でも安心して出雲市内の名所を巡ることができる出雲周遊観光タクシー「うさぎ号」運行している。密を避けて神々の国をテーマで巡る“ツウな出雲旅”を、ウィズコロナ時代における旅行の新たな定番として提案する。

出雲周遊観光タクシー「うさぎ号」は2020年9月にスタート。専属ガイドが1名同行し、出雲市内において通常のツアーでは訪れない場所や、公共交通機関では訪れにくい場所へ、タクシーならではの小回りをきかせて案内する。

少人数で密を避けながら気ままに自由な旅を楽しむことができ、検温、消毒はもちろん、運転席と後部座席間の飛沫防止シートなど、感染対策は万全だ。

歴史や由緒、神々の系譜などをガイドがわかりやすく説明するとともに、出雲ならではの料理も楽しめる。テーマは「森・海・郷・美・湯」に分かれた全9コースを用意している。

 

■最も人気のコース「海の出雲~神々由縁の地を巡る~」

出雲地方では旧暦10月を「神無月(かんなづき)」ではなく「神在月(かみありづき)」と呼んでいる。それは、全国から八百万の神が縁結びなどを決める会議を出雲大社で行うために集まるからだ。神々は出雲大社だけでなく、他の神社にも立ち寄る。このコースは、出雲の海の風景を楽しみながらその足跡をたどる。

ここではコースで立ち寄るスポットを紹介する。万九千神社(まんくせんじんじゃ)は神在祭に際して全国から集まった八百万の神々が最後に立ち寄り、「直会(なおらい)」と呼ばれる宴を催し、旧暦10月26日に旅立たれるなどの由緒が伝わる神社だ。

稲佐の浜は国譲りや国引きの神話の舞台であり、旧暦10月10日に八百万の神々を迎える浜だ。出雲大社から歩いて向かうことができる距離にあり、夏は海水浴客でにぎわう。

全国から集まった八百万の神々は、出雲大社と稲佐の浜の間にある、この上宮において、その年のご縁について協議(神議=かみはかり)を行う。

上記以外にも多くの魅力的な観光地をまわる。所要時間は6時間となり、料金は大人18000円(2名利用)だ。

先述したとおり全9コースが用意されているため、あなたにぴったりのコースがあるはずだ。出雲旅行に行く時は、利用を検討してはいかがだろう。

出雲周遊観光タクシー:https://www.izumo-kankou.gr.jp/11643

(GINGA)