タフなだけでも、便利なだけでもない、新たなアウトドアブランド。
■自然を想い、本当に必要なものだけを作る
建築設計事務所 2id Architectsを主宰する建築家・デザイナー 岡田宰と、国内IT企業でUI/UXデザイナーとして活動する石原亮が協働し、新たなアウトドアブランド「we know enough< (ウィーノーイナフ)」を設立した。
「we know enough< 」という名は『足るを知る』という言葉から名付けられた。
自分たちの為だけでなく、自然を想い、本当に必要なものだけを作る。作る責任を考える。そんなメッセージが込められている。
ブランド名の末尾につけた不等号「<」は、ブランドの存在を主張するのではなく、アウトドアシーンにおいての主役は自然であるという事を表現している。
記念すべき第一弾プロダクトとして、”サスティナブルな”焚火台 を発表。
自然を際立たせるミニマルなデザインをベースに、現状の課題を解決し、自然環境を想ったデザインアプローチが注目されている。
”サスティナブルな”焚火台は、6月初旬よりMakuakeにて先行予約販売予定だ。
■倫理的な視点を大切にしたエシカルアクション
「we know enough< 」は、倫理的な視点を大切にし、自然と社会を共に豊かにするアウトドアブランドを目指している。
人間は日々、自然の恩恵を受け、暮らし、遊び、人生を豊かにしてもらっている。「We know enough<」は、人だけでなく、自然も社会も豊かになる商品を作り続けたいと考えている。
ひとりひとりの小さな意識・行動が社会全体へ広がり、大きな力となることで、 はじめてサスティナブルな未来へと繋がっていく。ブランドの活動を通して、自然や社会を想い、”倫理観を消費する” 楽しさを伝えていくことを目的としている。
そのために掲げた3つのエシカルアクション。
1% for outdoor education
子どもたちへの自然教育支援。全体売上の一部使い、 森の再生・維持活動する団体への支援とこれからの未来をつくる子どもたちへ 、”自然について考える”機会を与える活動を行う団体への寄付を行う。
サスティナブルな素材
リサイクル素材、オーガニック素材、動物由来素材の不使用、環境への負荷がより小さいリサイクル素材、化学薬品の使用や児童労働に配慮したオーガニック素材などを積極的に取り入れる。
CO2・エネルギー・資源削減
生産、加工、在庫管理、輸送、包装の過程においてできるだけエネルギーやCO2、資源に対し使用量を減らす努力をしているかを判断している。
岡田宰 / Tsukasa Okada (写真左)
建築家、デザイナー石原亮 / Akira Ishihara (写真右)
UIUXデザイナー
自然の中で使うギアだからこそ、エシカルなプロダクトを作ろうという「we know enough<」。これからの動きに注目したい。
公式サイト:http://weknowenough.com/
(冨田格)