【大丸福岡天神】球磨焼酎を買って飲んで贈って応援!熊本災害復興支援フェア

令和2年7月豪雨災害から約1年。被害の大きかった熊本県人吉市球磨地方で復興に向けて頑張る、名産「球磨焼酎」の蔵元を応援する企画が開催される。

■「球磨焼酎」で熊本災害復興を応援

令和2年7月の熊本県人吉市および球磨村の豪雨災害から、まもなく1年が経過しようとしている。そのような中で九州探検隊(博多大丸)は今年、何度も人吉市を訪れ、いまだに多くの傷跡が残ることに驚くばかり。

今回、微力ながらできることを考えたところ、まずは水害の状況を同じ九州の人たちに知ってもらうこと、そして、そのスタートとして、人吉市と球磨地区の銘酒『球磨焼酎』の紹介から支援の輪を広げていくことを考えた。

■『銘酒を繋ぐ球磨焼酎フェア』

銘酒「球磨焼酎」は、約500年間の歴史の中で愛されながら育まれ、多くの蔵元が守り抜き、先祖代々繋いできた。そしてこれからも、地名を冠する不動のブランドとして、九州の多くの人と世界に向けて発信、支援したいと考えている。

『世界の銘酒へ!!』と思いをひとつに、熊本災害復興を応援したい。

​高橋酒造(熊本県球磨郡多良木町)全麹吟醸仕込こめ焼酎「百」
展開期間:6月2日(水)〜6月8日(火)

価格:500ml 6,380円

高田酒造(熊本県球磨郡あさぎり町)あさぎりの花
展開期間:6月23日(水)〜6月29日(火)

価格:720ml 1,650円

繊月酒造(熊本県人吉市)純米焼酎 焔の刻印
展開期間:6月16日(水)〜6月22日(火)

価格:720ml 4,950円

■被害を知る「洪水被害パネル展 」

6月2日(水)〜7月6日(火)の期間、本館地下2階 南側連絡通路では「洪水被害パネル展」を開催する。

日本各地に被害をもたらした集中豪雨、その中でも熊本の南部、人吉・球磨地方を流れる球磨川水系では堤防の決壊が多発し、大規模な浸水被害が発生した。最高9メートルにも達した水位により、5000戸におよぶ住居被害をもたらし、人吉市では中心市街地が浸水した。

豪雨が終わって動けるようになると、すぐに地元の人たちが一日でも早く普段の生活に戻れるようにと行動を開始。その地元の人々の頑張りもあり、今年3月には人吉市の復興を目指す事業主のための2年間限定仮設商店街「モゾカタウン」がオープンした。

■蔵元も災害の影響を大きく受けた

浸水でタンクは泥水をかぶり横転、石で囲まれた麹室内部も全滅、蔵元も災害の影響を大きく受けたひとつ。蔵の個性を決める微生物を失い、愛情を込めて作った原酒の8割は流され、涙が止まらなかったそうだ。

それから暑く、暗く、重い蔵の復旧作業がはじまった。ボランティアで協力した人数はのべ数百名にのぼり、数々の支援で今また焼酎作りを始めている。

災害を忘れず、そして飲んだり食べたりすることで応援してみよう。

銘酒を繋ぐ球磨焼酎フェア

会場:大丸福岡天神店 本館地下2階 グランセルクル(和洋酒売場)
会期:6月2日(水)〜7月6日(火)
住所:810-8717 福岡市中央区天神1-4-1 大丸福岡天神店
HP:https://www.daimaru.co.jp/fukuoka/

※価格は税込

(田原昌)

※営業状況が記事の掲載時と異なる場合があります。ご利用時には公式HPなどで最新情報のご確認をお願いします。