新潟県の2大クラフトビール醸造所がコラボした、地産ならではの味のビールが誕生した。
■コラボレーションで誕生した「柚子吟セゾン」
「歩きたくなる温泉街」で親しまれる、エメラルドグリーン色の湯が有名な新潟県新発田市月岡温泉でビール造りをしている「月岡ブルワリー」。
新潟県胎内市「胎内高原リゾート」の一角に位置し、地元の湧き水やコシヒカリを副原料に使用した特徴的なビールづくりに取り組んでいる「胎内高原ビール」。
新潟で地ビールを作り続けている「月岡ブルワリー」と「胎内高原ビール」がコラボレーションした新作「柚子吟セゾン」を6月5日より数量限定で発売する。
■コラボビール「柚子吟セゾン」の特徴
コロナ禍での家飲みや、新潟県内のマイクロツーリズムのお供に楽しんでもらうことを目的に開発した「柚子吟セゾン」。新潟の観光地に位置する2社のクラフトビール醸造所だからこそできる企画を考え、今回のコラボレーションに至った。
「柚子吟セゾン」の原材料は、胎内市産のコシヒカリと、新発田市産柚子の地場産品を掛け合わせ、その味わいがマッチするセゾンスタイルを採用した。
セゾンビールは、ベルギーの南部のワロン地方で作られていたビアスタイル。柑橘系の爽やかな香りが特徴的で、「夏場の農作業の間にのどを潤すビール」として親しまれている。
コラボビール「柚子吟セゾン」は、副原料として使用した柚子が、セゾン酵母由来のフルーティさをさらに際立たせ、爽やかでスッキリとした仕上がりになっている。またコシヒカリを使用することで、酸味と苦味の調和がとれた飲みやすさを実現した。
■月岡ブルワリーECサイト オープン
「柚子吟セゾン」の発売にあわせて、月岡ブルワリーからの全国発送をスタート。「柚子吟セゾン」だけでなく、月岡ブルワリーの定番商品もあわせてECサイトで購入できるようになる。
マイクロブルワリーである月岡ブルワリーでは製造量が限られているため、ECサイトでは注文を受けてから配送まで少し時間を要する場合もあるが、それは工場直送で出来立てのクラフトビールを自宅で楽しめる、ということでもある。
「柚子吟セゾン」は、月岡ブルワリー併設の「Kitchen Geppo」、新発田市の観光施設「寺町たまり駅」、山の駅胎内高原ビール園売店、胎内高原ビールYahoo!ストア、ビアダイニングen、ロイヤル胎内パークホテル、道の駅胎内たるが橋観光交流センター、JR中条駅、などでも順次発売予定となっている。
夏の暑い日に、シュワッとした酸味を楽しめるセゾンビールをゴクゴクと飲み干すと、爽快な気分になれそうだ。
月岡ブルワリーECサイト:https://shop.tsukioka-brewery.jp/ ※6月1日OPEN予定
(冨田格)