新幹線でリモートワーク!九州で『シェアオフィス新幹線』期間限定運転

移動時間中も無駄に過ごしたくないビジネスパーソン必読のニュース。

■九州新幹線でリモートワーク

日々忙しいビジネスパーソンなら、移動中の時間も仕事に充てたいと考えるのは当然のこと。ましてや新幹線のように、ある程度まとまった時間を必要とする移動の場合は特にそうだ。

JR九州は、6月14日(月)~ 6月30日(水)の期間限定で、パソコン作業やオンライン会議などのリモートワークに適した「リモートワーク推奨車両」を設定する。

対象列車は下記の2つ。

< 上り > さくら402号 鹿児島中央駅(12:00発)~ 博多駅(13:37着)
< 下り > さくら409号 博多駅(16:24発)~ 鹿児島中央駅(17:59着)

「リモートワーク推奨車両」は、N700系6号車の18席。一列4席のうち、窓側座席にモバイル用コンセントがあるので、この車両では通路側の座席は使用不可となる。NTTドコモとの連携によって車両内にはWi-Fiルーターを設置している。またこのWi-Fiに接続すると、電子雑誌読み放題の「dマガジン for Biz」も利用可能になる。

通常は、九州新幹線車内において座席での携帯電話等の通話はしないでほしいと要望しているが、「リモートワーク推奨車両」では自由に通話できる。つまり、出張や通勤の移動中も周りの目を気にせずオンライン会議や電話での打合せができるということだ。

■「リモートワーク推奨車両」の利用方法

まずは、対象列車の乗車券と指定席特急券を購入する。「リモートワーク推奨車両」の 6号車には座席指定はないので、別の車両の指定席特急券を購入することが必要だ。

乗車したら「リモートワーク推奨車両」に移動し、窓側座席に座って移動しながらのリモートワークやオンライン会議を実行する。

「リモートワーク推奨車両」は、割引きっぷを含む指定席特急券を持っていれば誰でも利用できる、自由席特急券では利用できないので、注意が必要だ。

「リモートワーク推奨車両」を利用する際に追加料金は発生しない。また18席限定なので、満席になった場合は利用できない。

仕事をする場である「リモートワーク推奨車両」での飲酒は遠慮するよう要望している。またコロナ禍ゆえに感染防止に観点から、マスクの着用はマストだ。感染防止対策としては、ライオンと提携して「キレイキレイ99.99%除菌シート」(一枚入り)を配布する。

6月14日(月)~ 6月30日(水)の期間中、博多〜鹿児島間を移動予定の人は時間を調整して、新幹線リモートワークを体験してみてはいかがだろう。

JR九州:https://www.jrkyushu.co.jp/

(冨田格)

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