セイコー プレザージュから、新しいシリーズが登場。ヴィンテージウオッチ好きはチェックしたい。
■デザインのベースとなった、1964年発売の「クラウン クロノグラフ」
セイコーウオッチは、世界に向けて日本の美意識を発信する<セイコー プレザージュ>から、時代を超えて愛されるセイコーの1960年代ヴィンテージスタイルを再現し、機械式腕時計の奥深さを楽しめる新シリーズ「Style60’s」全6機種を6月10日(木)より発売する。
新シリーズのデザインは、1964年に発売された「クラウン クロノグラフ」の意匠がベース。
国産初のクロノグラフとして生み出されたこのモデルは、画期的な新機能を複数有していた。デザイン的にも、レトロ感のあるボックス型ガラス、見切りが広く視認性の高いダイヤル、アラビア数字が施されたソリッドなベゼルなど、多くのファンから愛されているモデルだ。
■「クラウン クロノグラフ」のデザインを活かし、ヴィンテージ感を表現
ガラスには、特徴的なボックス型を採用することによって、柔らかな印象で1960年代当時のヴィンテージ感を醸成。
ダイヤル上には、「クラウン クロノグラフ」から継承した立体的なインデックス、シャープな形状の針を採用し、インデックス周囲の外周部には、サークル状に仕上げ違いの面を配した。これにより、視認性を向上させるだけでなく、見る角度によって表情が変わる暖かみのあるダイヤルを実現している。
丸みを帯びたケースは、手首にしっかりと固定されるよう内側に傾斜した形状となっており、心地よい装着感を実現。
かん足には丁寧な研磨によって鏡面仕上げを施した面を追加し、落ち着いた佇まいの中にシャープな印象を併せ持つことで、ヴィンテージ感を醸し出しつつ、現代のライフスタイルに寄り添うデザインに仕上がっている。
■多彩なデザインバリエーション
ベーシックなブラック、ヴィンテージ感のあるアイボリーのダイヤルに加え、1960年代以降に流行したアースカラーをイメージしたグリーンダイヤルがラインアップに加わった。一部モデルは、ルミブライトの塗料を色褪せたようにすることで、ヴィンテージ感を高めている。
また、プレザージュとしては初めてナイロンストラップを採用したモデルが登場。
ダイヤルの9時位置をスケルトン構造にした、より機械式腕時計の魅力を身近に感じられるオープンハート仕様のモデルと、実用性に優れたカレンダー機能付きのモデルをそれぞれ採用することで、デザイン的にも、機能的にも、自身のライフスタイルや好みに合ったモデルが選べる。
<セイコー プレザージュ> Style60’s
SARY189、SARY191、 SARY192
SARY193、SARY195
SARY197
どんなスタイルにもあう、魅力的なモデルだ。
<セイコー プレザージュ> Style60’s 特設ページ:
https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/presage/special/style60s/
※価格は税込
(田原昌)