ビームスが日本の魅力を発信する「BEAMS JAPAN(ビームス ジャパン)」から、2つのコラボレーションアイテムが登場。
■愛知県の老舗タネイとコラボ「一本背負いショルダーバッグ」
愛知県豊川市にて柔道衣の製造・販売を90年以上続けている老舗「タネイ」。
柔道衣の業界が国際柔道連盟や全日本柔道連盟の規格により、大手スポーツメーカー等は化繊を混紡したものに移行していく中で、「タネイ」は地場の生地「三河木綿」に拘り、綿100%の柔道衣の生産のみを行っている。
近年は、武道の経験のない人にその精神を日常の中で想い起こしてほしいと考え、「sasicco(サシッコ)」というバッグブランドも立ち上げている。
sasiccoの“商品化は出来ていないリュック”のショルダーストラップを黒帯に替えて、柔道の立ち技「一本背負い」とかけたワンショルダー型のバッグを型別注で発売。
柔道衣の生地と黒帯を使用した別注仕様の2WAYバッグは、黒帯(ショルダーストラップ)を通すD管を変えることで、ワンショルダーでもリュックとしても使用可能。
本体の上部を締めて黒帯を肩にかける様子は、まさに柔道技の一本背負い。黒帯は現在使われていない金糸タグを使用したスペシャル仕様。使い込むごとに道着や黒帯の経年変化を楽しめるアイテムとなっている。
■萬古焼とコラボ「蚊やり豚」
古くから日本の夏の風物詩の1つとして人々が1度は目にしているような「蚊やり豚」を改めて取り上げることで、古き良き日本を感じてほしい。殺虫剤や電気式の蚊よけが進化している今でも、蚊取り線香に火をつけて煙を出し蚊をよけていることは大切にしたい日本の文化の一つだ。
そんな思いから「BEAMS JAPAN」は、ブタの形を模した萬古焼の陶器製「蚊やり豚」の2トーン仕様を発売した。
最大の特徴は素焼き本体の下半分を釉薬に浸して塗装する”ズブ掛け”を施した2トーン仕様。蚊やり豚の特徴である頭や鼻先の柄はそのままに、下半分を”かけ分け”技法で染め分けた2トーンのデザインに仕上げている。
素朴でシンプルな昔ながらのデザインは、今見ても新鮮かつ魅力的で素焼きと釉薬が掛けられた鮮やかなカラーのコントラストが、インテリアのポイントとしてオススメだ。
日本ならではの伝統を、現代の生活に違和感なく取り入れるBEAMS JAPANのアイテム。ちょっとしたプレゼントにも喜ばれそうだ。
BEAMS公式オンラインショップ:https://www.beams.co.jp/search/?search=true
(冨田格)