一ノ蔵限定商品・初夏の生酒「金龍特別純米生酒 木桶仕込み」販売中

今の季節に味わいたい、特別な純米生酒が宮城県の「一ノ蔵」から登場。一ノ蔵の金龍蔵に現存する、唯一の木桶で醸した限定の生酒だ。

■初夏に相応しい「金龍特別純米生酒 木桶仕込み」

一ノ蔵は、「金龍特別純米生酒 木桶仕込み」を発売中だ。本品は一ノ蔵金龍蔵に唯一ある木桶を用いた特別純米生酒となっている。

今年は、味に膨らみを持たせることと軽やかな香りを出させることを目指し、製造方法の変更を実施。

味に膨らみを持たせることから、麹造りでは製麹(せいきく)時間を2時間程度長くし、醪(もろみ)では木桶の特徴となる保温性を利用して金属製タンクよりも1℃程度高い温度経過を取るようにした。さらに、お酒を搾った後も味に膨らみが出るように保管温度を調整。

出来上がったお酒は、デリシャスリンゴのような爽やかで甘やかな香りが漂い、味の膨らみのある柔らかな口当たり、爽やかな酸味が調和した喉ごしの良い味わいに仕上がった。初夏に相応しいお酒に仕上がっている。

■金龍蔵とは

宮城県栗原市一迫、昔ながらの造り酒屋の風情を残し、岩山を背負うようにひっそりと佇む金龍蔵は文久二年創業の歴史ある酒蔵。主に吟醸酒などの高級酒を寒造りで醸している。南部杜氏伝統の手づくりの技は、今日まで変わることなく蔵人たちの手で守り続けられてきた。

蔵を構える一迫は、良質の米に恵まれた伊達家の御膳米産地であったことから「金田」の地名が残っている。更に栗駒山を水源とする迫川が町内を悠々と流れ、良質な米と水は酒造りに適した自然環境だ。

蔵名は「金田」から「金」の字を、そして中国で水の神とされる「龍」の字をとり、「金龍蔵」と名づけられた。令和2酒造年度全国新酒鑑評会にて金賞受賞。

販売は全国60店の金龍蔵の会でのみ販売している。ホームページをチェックして、初夏らしい味わいを堪能しよう。

【金龍特別純米生酒 木桶仕込み】

原材料名:米(宮城県産)、米こうじ(宮城県産米)
精米歩合:55%  原料米 ササニシキ100%
アルコール分:15%
税込希望小売価格:1.8L…3,192円 720ml…1,593円
販売先:金龍蔵の会

金龍蔵HP:http://kinryugura.net/

(田原昌)