大切な日の乾杯酒に。 佐賀・天山酒造から世界基準のawa酒 蔵出し開始

祝い事にはシャンパン、だなんて誰が決めたのだろう。日本には、日本ならではのawa酒がある。

146年の酒造りの歴史がある「天山酒造」は、5月24日(月)から最高峰のスパークリング清酒「天山スパークリング Grande Cuvée(グランキュヴェ)」の蔵出しを開始した。

■最高峰のスパークリング清酒の蔵出し開始

佐賀県小城市の「天山酒造」は、もともと前を流れる祇園川の水力を利用して製粉・製麺業を営んでいた七田利三・ツキ夫婦により、明治8年(1875年)に創業。いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくという意味がある「不易流行」の考えをモットーに酒造りを行っている。

「天山スパークリング Grande Cuvée」は【酵母を含んだまま最低3年間の瓶内二次発酵】による、ヴィンテージ・シャンパンの特徴の香ばしいブリオッシュ(パン)の香りや、グラスから立ち上がる真珠のような美しいきめ細かなひとすじ泡を楽しむことができる。

名前のGrande Cuvée(グランキュヴェ)とは、〈特別な1本〉という意味があり、3年間の長期熟成による最高に芳醇な味わいに仕上がっている。

■“awa酒”とは

“awa酒”とは、awa酒協会の基準を遵守して製造した特別なスパークリング日本酒。純米であること、瓶内二次発酵の天然のガスを保有していること、滓引きをされた透明で美しい酒であること、その他厳しい基準をクリアした酒だけが「awa酒」という呼称を使用することが認められている。

■ラグジュアリーな乾杯シーンに

今回awa酒に認定された「天山スパークリング Grande Cuvée」は、以前から販売している「天山スパークリング  Dosage Zero」のドライで繊細な味わいに、長期熟成させたことによる上品な酸味と長く余韻がある深い味わいが特長。これは、杜氏が追及していた味そのものだそうだ。

“世界のラグジュアリーな乾杯シーンにて使ってもらえるように”と製造された同商品。晴れの日や特別な記念日を一緒に祝いたい一本となりそうだ。

天山スパークリング Grande Cuvée(グランキュヴェ)

容量:750ml
参考小売価格:11,000円(税込み)
精米歩合:48%
アルコール度数:13度
公式サイト:http://www.tenzan.co.jp/main/

(冨田格)