ニューノーマルな生活で自炊を始めた男性は必見のニュース。
■ニューヨーク発 美しき食のミュージアム
「DEAN & DELUCA」は、世界中から美味しいものばかりを集めた食のセレクトショップ。ジョエル・ディーンとジョルジオ・デルーカによって1977年、NYマンハッタンのソーホーにオープンしたのが始まり。
「みるたのしみ、つくるたのしみ、食するよろこび」をコンセプトに、日本でも東京・神奈川・名古屋・大阪・福岡でマーケット店舗とカフェを展開している。
「DEAN & DELUCA」は、マーケット店舗で扱っているオリジナルのスパイスコレクションをより使いやすくリニューアル。マーケット店舗とオンラインストアで販売を開始している。
■食材や料理に奥行きが出る「ミックススパイス」
「DEAN & DELUCA」では、1本あればかけるだけで食材や料理に奥行きが出る「ミックススパイス」を中心に、5つのシリーズを揃えている。
肉に擦り込むだけで各国のBBQがたのしめる「ラブスパイス」に、本格的な現地の香りをイメージした「ブレド」、風味と食感で一皿にリズムが生まれる「かけるスパイス」、漬け込むだけでピクルスやチャイなどの香りづけができる「使い切りスパイス」、そして1本で味が決まる「マサラソルト」。
スパイスのプロフェッショナルであるメタ・バラッツ氏監修のもと、世界中で愛される様々な料理をさらに引き立てる味わいを追求した。またボトルデザインも、よりシンプルに一新。
「ミックススパイスには、ワクワクするようなおいしさがあります」というのは、鎌倉を拠点にスパイスの魅力を伝えるメタ・バラッツ氏。
日本で生まれ、世界で学び、父や祖父からインド料理などについて教わるなど、幅広い知識とキャリアをもつ。そのスパイスは、古くから受け継がれる伝統的な配合に、独自のアクセントや発想も加えた味わい。
一振りから食材の持ち味を引き出し、料理をぐんとおいしくしてくれそうだ。
PROFILE | メタ・バラッツ
1984年、神奈川県鎌倉生まれ。南インドの高校を卒業後、スイス、スペインにて学び、帰国。スパイス専門社「アナン株式会社」3代目として、鎌倉・極楽寺の古民家でスパイスやカレーを販売する傍ら、料理教室やワークショップも開催する。「東京スパイス番長」の一員で、DEAN & DELUCAのスパイス開発にも深く携わる。
マーケット店舗では、新しくなったスパイスシリーズに合わせてデリ惣菜もスパイスにフォーカス。中東をはじめ、インドなどアジア諸国の料理から発想したメニューを揃えた。
レバノン風ポテトサラダ
仔羊のプロシェット 茄子のベシャメルソース
レモンライス&チキンカレーソース
「DEAN & DELUCA」が運営する、料理や食材のヒントが詰まったサイト「ENJOY GOOD FOOD」ではミックススパイスを上手に使う方法や、メタ・バラッツ氏のインタビューも公開している。
スパイス使いになって、自炊の腕をさらにアップグレードしたいものだ。
オンラインストア:https://store.deandeluca.co.jp/
ENJOY GOOD FOOD :https://deandeluca-enjoy.com/
※価格は税込
(冨田格)