異国の文化をリスペクトする、持続可能なコラボ・スニーカーが誕生した。
■タイの社会事業とサステナブルな協業が実現
ファッションとスポーツ、そしてヘリテージとイノベーションを融合させたコンテンポラリーなコレクションを展開している日本発のファッションブランド「オニツカタイガー」。
「オニツカタイガー」はタイ王国の非営利組織「メーファールアン財団」の主要プロジェクトである「Doi Tung(ドイトン)」との国境を越えたコラボレーションモデルを発売する。
タイの社会事業である「ドイトン」は、人々の暮らしの向上に加えタイの自然や文化の保存を使命としている。「ドイトン」が生み出すものは、環境に配慮した手法で少数民族が手作りしており、それらは単なる製品ではなくサステナビリティな開発の生きる証明である。
人々と地球に心地よいこのコラボレーションは、持続可能な取り組みによってタイで絶大な信頼を得る「ドイトン」のコンセプトへの共感と、世界的なサステナビリティの流れも相まって実現した。
■手織りファブリックをメインに使用
展開商品は、「ドイトン」が現地で生産する、環境に配慮した工程を経てサステナビリティを意識した素材の手織りファブリックをメインに使用した「MEXICO 66」「MEXICO 66 PARATY」「SERRANO」の3モデル。
伝統的なコレクションの中から厳選された柄をベースにデザインし、糸を紡ぎ、柄が出てくるまで一週間を要する手織りのテキスタイルで、機械織りと比較すると質感はやわらかく、柄も繊細に仕上がる。
レッドとブルーのカラーリングは、オニツカタイガーストライプでも採用されているトリコロールカラーを想起させる。
タイ限定モデルの「MEXICO 66」のアッパー生地のベースには、再生ペットボトル100%の糸を使用。モノトーンカラーをベースに、ロゴやタイガー柄を刺繍したテキスタイルで、シックな雰囲気に仕上げた。ソールにあしらわれたレッドとイエローは、ドイトンとオニツカタイガー、それぞれのキーカラーだ。
現地スタッフによる伝統的な手作業と、オニツカタイガーの代表的なモデルのコラボレーションは、雇用や社会貢献の活動を広める協業でもあり、履くことにより、タイの文化と自然、そして日本との友好をリプレゼンテーションするストーリーあるスニーカー。
このアイテムは、5月24日より「オニツカタイガー 表参道」「オニツカタイガー 大阪心斎橋」「オニツカタイガー 神戸」および「ECサイト」にて展開予定だ。
ルックや機能に加えて、履くことに意味を見出すスニーカーをコレクションに加えてはいかがだろう。
特設サイト:www.onitsukatiger.com/jp/ja-jp/mk/doitung
公式オンラインストア特設ページ:www.onitsukatigermagazine.com/store/user_data/news_ss21_doi_tung.php
※上記サイトは5月17日公開予定
※価格は税込
(冨田格)