「観る文化財から利用する文化財へ」ユニークベニューで手に入れる特別な体験

文化財に泊まるという、特別な体験ができるホテルを紹介したい。

バリューマネジメントが運営する「VMG HOTELS & UNIQUE VENUES(ユニークベニュー)」(以下略称:VMG)は、歴史的建造物の利活用の取り組みによる、ユニークベニューでの特別な体験をよりわかりやすく伝えることを目的に、5月11日(火)公式HPをリニューアルした。

■歴史的価値の高い建造物などを活用し、地方創生に寄与
VMGは日本社会の課題の一つである空き家空きビル問題に向き合い、歴史的価値の高い建造物などの資源を活用し、ホテルやレストラン、ユニークベニューにリノベートすることで新たな価値を生み、放っておけばなくなってしまう建造物や遊休施設を、特別な体験の場所に変えることで蘇らせ、地方創生に寄与する取組みを行っている。

これまで観ることしかできなかった城や文化財、名勝などを、体験することができるようにすることで、非日常な体験を提供し、ゲストにとって生涯の想い出になる特別な時間をお届け。また「まだ見ぬ時と、出会う場所」をコンセプトに、それらの体験を通して、長きにわたって人々の想いによって紡がれてきた価値ある場所での非日常体験により、心の豊かさを感じられるブランドだ。


今回の公式HPのリニューアルでは、VMGの運営施設の歴史的・文化的価値や魅力をよりわかりやすくし、ホテルやレストランでどのような体験が手に入れることができるのか、ゲストのニーズに合わせて施設を検索しやすい構成にした。

・コロナ禍で注目される分散型ホテル
ここでは小規模分散型ホテルについて触れ、まち全体を楽しむ取り組みを促すことで、利用者が訪れることでまちを回遊し、地域の活性化につなげることも意図している。この分散型ホテルは、コロナ禍における三密回避や巣ごもり旅でも注目され、非接触度の宿泊なども実施し、注目を集めている。

・日本全国の地産地消体験
VMGはこれまで展開してきた本州、四国、九州に加え、2021年4月に北海道函館に進出。どのエリアでもレストラン営業をしており、宿泊客や宴会などの施設利用者でなくても、気軽にレストラン利用できるのも特徴。どのエリアでどんな食の魅力に触れることができ、地産地消を楽しめるかといった点も、このブランドの魅力だ。


・歴史的建造物の利活用により、まちに賑わいを取り戻す
コロナ禍ではあるものの、2020年には福岡県八女市、兵庫県神戸市、京都府京都市、愛媛県大洲市、三重県伊賀市の5エリアに新店をオープンし、既存の施設の客室増床など、ますます歴史的資源の活用によるまちづくりを推進し、エリアを拡大している。

今回の公式HPのリニューアルによって、文化財を利用できることを知り、VMGの利用を通してまちの活性化にゲスト自身が寄与することで社会貢献に関わっていることが見やすくなった。

どのような施設があるのか、HPをチェックしてみよう。

ブランドサイト:https://www.vmg.co.jp/

(田原昌)