全国各地でフェアが開かれるなど、クラフトビール愛飲家は増加している。ところがコロナ禍のため、フェアも中止されビアパブにも行きづらい状況となってしまった。
そんな中、自宅でクラフトビールが楽しめるサービスが始まった。
■全国のブルワリーとユーザーをつなぐサービス
会員制ビール配送サービス「DREAMBEER(ドリームビア)」のEC サイトがオープンした。
ドリームビアは、バラエティに富んだビールの美味しさや楽しみ⽅を、家庭⽤本格ビールサーバーで楽しめる会員制ビール配送サービス。ビアパブ気分で飲み⽐べできるプロ仕様のダブルタップ式ビールサーバーで、全国のブルワリーと⾃宅をつなぎ、多彩なビールの味わいと新しいビール体験を届けてくれる。
ペールエール、IPA、ピルスナー、スタウトなど、原材料、発酵や熟成の⽅法、⾊やアロマ等の違いにより、世界には100 を超える様々なビアスタイルがあるが、⽇本で⼀般的に飲まれているのは、その内のほんの数種類にすぎない。
近年、⽇本の各地でそれぞれの地域性を活かした個性豊かなビールを醸造するブルワリーが続々と登場し、およそ500 のブルワリーが各地で真摯にビール作りと向き合っているが、保管温度の条件や賞味期限の短さなどの問題から、広く流通させることが難しい状況だ。
ドリームビアは、⽇本全国のブルワリーと自宅をつなぐプラットフォーマーとなり、奥深いビールの美味しさや楽しみ⽅を多くのユーザーに知ってもらい、⽇本のビール⽂化を豊かにして、地域創⽣の⼀助となることを⽬指しているそうだ。
■ドリームビアの特徴
・独⾃開発した家庭⽤本格ビールサーバー
業務⽤と同等の注出・泡付け機能を持つタップ機構であったり、ビアパブや専⾨店のような美味さを味わえる、プロ仕様のダブルタップを組み⼊れたビールサーバーを開発。
・ニーズに合わせた多様なプラン設定
好みのビアスタイルに合わせておすすめビールを届けるプランや、様々なブルワリーの違う銘柄を1本ずつ組み合わせて発注することができるプランなど、多様なオーダーを可能にした。
・繊細な商品特性に配慮した、独⾃の物流やオペレーション
無濾過・⾮加熱のクラフトビールならではの美味しさを届けるため、通年でクール便を利⽤し品質管理を徹底。また、専⽤の物流センターとして、⽇光を遮断しLED照明のみを使⽤したビール専⽤冷蔵倉庫を、関東エリアに準備。仕分け、梱包、出荷など、配送の全作業プロセスにおいて、品質⾯に配慮した運⽤を⾏う。
今まで試したことのない銘柄も、自宅で本格的に楽しむことができそうだ。これぞ、クラフトビール愛飲家にとっての理想かもしれない。
公式サイト:https://dreambeer.jp
(冨田格)