京都を代表する繁華街、四条通りを挟んで、4月から5月にかけて2つのホテルがオープンする。
■まちごころにふれる茶邸 新しきことの歴史
「アゴーラ 京都烏丸」 は4月30日(金)、「アゴーラ 京都四条」は5月28日(金)に開業する。
四条通りを挟んで建つ両館は、東西南北、縦横無尽に京都の“まち”を回遊することを楽しめるホテルという位置付けで、コンセプトは「まちごころにふれる茶邸 新しきことの歴史」。
“茶の湯”の心でユーザーを迎える邸宅(=茶邸)として、“まち”での一期一会が最高なものになるために、心を尽くし、京文化の奥深さを感じてもらえる旅を提供することを目指しているという。
その象徴が「いちえ・ラウンジ」だ。
茶の湯に由来する「一期一会」になぞらえて、両館ともにラウンジを「いちえ・ラウンジ」と名付けている。円窓のような京都のマップを設え、その時々にある京都の情報や推薦したい場所やイベントなどを、ユーザーとスタッフが日々更新することで、京都の楽しみを深堀りしていく。
ホテル特製朝食「出汁茶漬け」は、「いちえ・ラウンジ」で提供する。
■アゴーラ 京都烏丸
四条通西洞院から南にすこし入った場所に位置し、1階には京フュージョンレストラン「Les Confluents /レ コンフリュアン」を併設。
その店名は、フランス語で、交差する点、人が集まるところを意味する。シェフの調理を間近で「見て」「食べて」「楽しめる」オープンカウンターで、京都をはじめ日本全国、海外の食材や、調理法などを取り入れフレンチをベースとした料理「京フュージョン」をコース料理で楽しめる。
客室は、自然な素材感と色合いを生かした、全140室。最上階のプレミアルームは、滞在しながら京都の四季を感じられるよう天井に丸く切り取られ空を覗くことができる坪庭つき。またコーナーツインルームは、日本間のように畳の上でゆったり寛げる。
■アゴーラ 京都四条
祇園祭の舞台となる四条通りに面し、1階ラウンジの一角には開放的なバル「Al Bocardillo /アル ボカディーヨ」を併設。
酒と食事を楽しめる本場のバルと同様に、スペインからヨーロッパ全土の料理をカジュアルに楽しめるメニューを多数ラインナップ。宿泊者以外のユーザーも利用できる。
客室は、静穏な時間を過ごすために余計な装飾を削ぎ落としたシンプルで落ち着きあるデザインの全80室。フローリングに畳の小上がりを持つコーナールームは、ゆったりと3名まで宿泊可能だ。
次の京都旅行の選択肢に加えておきたい。
アゴーラ 京都烏丸
住所:京都市下京区西洞院通四条下る妙伝寺町701-1
公式サイト:http://www.agora-kyoto.com
アゴーラ 京都四条
住所:京都市下京区四条通油小路東入傘鉾町36
公式サイト:http://www.agora-kyoto.com
(冨田格)