「旅するように暮らす」を実現する、民泊運用型セカンドハウスが谷中に誕生

東京に住んでいても、よくは知らない街はたくさんあるもの。そんな街に滞在して、その魅力を深堀りしてみる小さな旅はいかがだろう。

■“住むと泊まるの間”の体験ができる場づくり

新しい価値の創造を通じてブランドデザイン事業を行うオレンジ・アンド・パートナーズと世界最大級の旅行コミュニティプラットフォームのAirbnbは5月1日、共同プロデュース宿泊施設の第一弾として東京・谷中に「YANAKA SOW」をオープンする。

「YANAKA SOW」は、江戸時代以降の歴史ある町並みが今でも色濃く残り、谷中銀座商店街など人の温かみにあふれた谷中に誕生。所在する地域への“住むと泊まるの間”の体験ができる場づくりを目指したオレンジとエアビーアンドビーの考えを結集させたものだ。

名称の「SOW」には、住むと泊まるの間を表す「荘」、町に寄り「添う」、地域の「層」を深掘る、という3つの意味がこめられている。

■「YANAKA SOWの特徴」

1.住むと泊まるの間を体感する「STAY plan」と「LIVE plan」

1泊からホテルとして利用できる「STAY plan」と、長期出張や転勤に加え、谷中への移住検討者や二拠点居住者などを対象にした30日から365日までの長期利用可能な「LIVE plan」を用意。

2.第二の自宅のような空間デザイン

ゆったりと過ごせる定員4名部屋と、グループで利用できる和室付の定員6名部屋がある。

共用部には無料で利用できるキッチン・ランドリー・ライブラリー、各客室は長期滞在を想定し、IHのキッチン、大型の冷蔵庫が設置されており、キッチン用品の貸出も行っている。

ワーケーション等客室内でのオフィス作業を想定し、デスクやローテーブルを設置している。

3.地域を深掘る「YANAKA DIGGER」による町案内サービス

民泊のスタイルを踏襲したフロントデスクを設けない無人のチェックイン・アウト。さらに、谷中周辺の情報に詳しく、ガイドブックでは分からない町歩きのサポートをする町案内専門のスタッフ「YANAKA DIGGER」が、夕食頃までホテルに滞在。気兼ねなく過ごせて、ディープな町情報を聞くことができる、友人宅に泊まりに来たようなくつろげる時間を提供。

4.「YANAKA SOW」ならではのこだわり

YANAKA SOW ART PROJECT

ホテルのラウンジや各客室には、YANAKA SOWのコンセプトのもと様々なアーティストによるアートワークが掲げられている。

LAUNDRY and MUSIC

1Fラウンジスペースの共有で利用できる無料のランドリーには、懐かしいカセットテーププレーヤーが設置。ホテルのコンセプトに合わせた選曲を楽しむことができる。

遠出の旅が難しい今だからこそ、近くの街に滞在してその文化を深く知る体験を楽しんでみたい。

YANAKA SOW

住所:東京都台東区谷中5丁目2ー14
価格:16,000円~/ 室
WEBサイト:https://www.sowhotel.jp
予約サイト:https://www.airbnb.jp/users/395866434/listings

(冨田格)