家族にやさしい「ゴルフトゥーラン」が、さらなる効率や利便性を追求

現行のゴルフトゥーランは2016年に導入された2代目で、日本の道路環境でも持て余さないボディサイズ(全長4,535×全幅1,830×全高1,670mm)と、3列7人乗りかつ使いやすさが嬉しいユーティリティを両立している。

パワートレーンは、ガソリン/ディーゼルのいずれにも改良のメスが入っている。改良の主眼は、さらなる効率性の追求だ。

まずガソリン仕様では、従来の1.4L直噴ターボから気筒休止機能付きの1.5L直噴ターボへと刷新。最高出力150ps/最大トルク250Nmというパワー&トルクはそのままに、実用燃費を高めている。

一方のディーゼル仕様では、組み合わせるトランスミッションを従来の6速DSGから7速DSGへと多段化し、とくに高速巡行時の燃費を伸ばしている。2.0Lという排気量や、最高出力150ps/最大トルク340Nmというパワースペックは従来と変わらない。

WLTCモード燃費は、ガソリン仕様が14.7km/L、ディーゼル仕様が16.3km/Lをマークする。

今どきの“つながる機能”も進化。常時オンライン化を実現した「Ready 2 Discover」および「Discover Pro(オプション装備)」と、最新のモバイルオンラインサービス「We Connect」が連携し、スマホを介した遠隔操作を可能としている。

また、運転支援システムなどの採用範囲も拡大し、ゴルフトゥーランとして初採用のデジタルメータ―クラスターをはじめ、レーンチェンジアシストやリアビューカメラなどを一部グレードを除いて標準装備としている。

そのほか、エンブレムデザインやフォントの意匠変更に加え、ボディカラーに新色の「ドルフィングレーメタリック」と「キングスレッドメタリック」を追加している。

■グレードおよび価格
・ガソリン仕様
TSI トレンドライン=321万9,000円
TSI コンフォートライン=369万9,000円
TSI ハイライン=431万9,000円
TSI R-Line=435万9,000円

・ディーゼル仕様
TDI コンフォートライン=416万3,000円
TDI ハイライン=451万9,000円

(zlatan)

画像元:フォルクスワーゲン グループ ジャパン