マスク、リモートワーク 新しい生活様式が変えた男女の美容医療への意識

コロナ禍により続くリモートワークとマスク生活。

新しい生活様式は、男女を問わず「美容医療」に対する意識も変化させているという調査結果が発表された。

■生活様式の変化は美容医療への意識を変えたか?

国内最大級の美容医療・整形の口コミ予約アプリ「トリビュー」は、全国20代〜40代の男女に対して実施した「生活様式の変化による美容医療への意識調査」の結果を発表した。

調査対象  :20代~40代の男女
対象人数  :963人(男性:482名、女性:481名)
調査対象地域:全国
期間  :2021年3月3日〜3月4日
調査方法  :インターネット調査

【トリビュー調べ】の調査結果を紹介しよう。

「今まで美容医療に興味を持ったことはありますか?」

この問いに足しては、全体の35.6%が「はい」と回答したが、「興味があり検討したことがある」は11.1%という結果となった。

男性と女性で比較をすると、「はい」は男性25.9%に対し、女性45.3%。また「実際に施術を受けたことがある」は男性4.4%に対し、女性は9.6%と、女性の方が美容医療に対する興味・関心度が高い傾向にあることが分かる。

「マスク生活の影響により、肌・顔悩みはありますか?」

52.0%が「はい」「どちらかといえばはい」と回答。世代別で比較すると、20代・30代の半数以上が悩みがあると回答したのに対し、40代は36.0%と半数以下の結果となった。

「マスク生活により、どのような悩みがありますか?」

全体的に「乾燥」「ニキビ」「毛穴の開き」を挙げる人が多いが、男性の場合は「かゆみ」「痛み」を挙げる率が女性よりも多い結果となった。

「マスク生活、リモートワーク、外出自粛などの影響により、美容医療に興味を持ちましたか?」

53.5%が興味を持ったと回答、男女で比較してもほぼ同数の結果となった。

「美容医療に興味持った理由は何ですか?」

「マスクで隠せるから」「人と会う機会が減ったから」を挙げる人が多かった。

さまざまなことが変わっていく新しい生活様式が、美容に対しての考えも大きく変え始めていることが分かる興味深い調査結果となった。

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(冨田格)