音と音楽を立体的に楽しめるブランドショップが銀座と名古屋に誕生する。
■体験型「ブランドショップ」としてリニューアルオープン
国内最大級の総合楽器店でありヤマハの旗艦店である「ヤマハ銀座店」と、中部エリアの中核店である「ヤマハミュージック 名古屋店」の一部フロアを改装し、体験型の「ブランドショップ」としてリニューアルオープンする。
体験型の「ブランドショップ」とは、楽器販売だけでなく、ヤマハブランドの発信拠点として楽器経験の有無を問わず幅広いユーザーに音楽や楽器のさまざまな楽しみ方との出会いや発見を提供する施設のこと。
ヤマハの楽器や音響機器に気軽に触れられるほか、音・音楽に関する最新技術を体感できる参加型コンテンツなどを展開する体験エリアを備え、五感に訴えかける多彩な音楽体験を楽しむことができる。
両店とも、ヤマハブランドのピアノ、電子ピアノやキーボード、管楽器、弦楽器、打楽器、ギター、ドラム、音楽制作機器などを豊富に展示し、ヤマハ製品の展示数としては国内最大級の品揃えを有する楽器店。
特に、自宅で楽しみやすい楽器としても人気が高まっているギターおよび関連商品の展示を拡充するほか、主に個人ユースの音楽制作機器やソフトウェアも豊富に展示し、それらを組み合わせて音楽制作のプロセスを体験できる。
■「ヤマハ銀座店」の体験型コンテンツ
2020年10月に先行して1階と2階にオープンしたカフェ併設のブランド体験エリアに加え、地下2階と地下1階、地上3~5階の計5フロアを改装、4月17日(土)にリニューアルオープンする「ヤマハ銀座店」。
中でも注目は、スタンディングで最大収容人数200名、天井高6m、昇降式ステージを有する地下2階の「ヤマハ銀座スタジオ」。音の響きや位置を変化させて質の高いイマーシブな空間演出を実現する最新のヤマハ音場支援システム「AFC(Active Field Control)」を導入した。
このシステムを活かした参加型のサウンドアトラクション「WONDER FILMING~体感!イマーシブサウンドの世界~」を常設コンテンツとして新たにスタートする。
映像コンテンツに連動して音場がリアルタイムに変化するイマーシブ体験を通して、まるでまったく違う空間にいるかのような没入感と、新たな音体験への驚きや発見が見つかりそうだ。コンテンツのナレーションには、人気声優の榎木淳弥氏を起用。
■「ヤマハミュージック 名古屋店」の体験型コンテンツ
6~7階を新たに増床し、これまでの3フロアから全5フロアに店舗スペースを拡張、4月24日(土)にリニューアルオープンする「ヤマハミュージック 名古屋店」。
こちらの注目は、音・音楽との新たな出会いとなる多彩な体験を提供する、カフェスペースを備えたブランド体験フロアの新設だ。
このフロアでは、イベントやワークショップを実施するほか、楽器未経験でも気軽にさまざまな楽器を試せたり、ヤマハHiFiオーディオ製品の試聴室を新たに設置する。
ヤマハブランドの世界観に触れる体験コンテンツを展開する「ブランドギャラリー」では、指揮者体験ができる「Virtual Orchestra」を楽しめる。参加型コンテンツは随時入れ替わっていくそうなので、何度も通うことでさまざまな音楽体験ができそうだ。
体験型コンテンツの導入により、音楽をより身近に感じることができそうだ。
ヤマハ銀座店:https://www.yamahamusic.jp/shop/ginza.html
ヤマハミュージック 名古屋店:https://www.yamahamusic.jp/shop/nagoya.html
(冨田格)