新型「コンチネンタルGT スピード」の高性能ぶりと豪華さに惚れ惚れする

第3世代となる新型「コンチネンタルGT スピード」は、ベントレーの名に相応しい快適性や豪華さはそのままに、どこまでも走り続けたくなるパフォーマンス性能を重視して開発されている。

心臓部には、超希少なW12型ツインターボエンジンのアップデート版を搭載。2基のV6エンジンを並べたようなユニークな構造は、ベントレーの伝統でありアイデンティティにもなっている。

排気量は6.0Lで、最高出力は「コンチネンタルGT」から+24psとなる659ps/5,000-6,000rpm、最大トルクは900Nm/1,500-5,000rpmを発生。8速デュアルクラッチのシフトスピードも向上され、0-100km/h加速タイムは、0.1秒短縮した3.6秒をマークする。

圧巻のパフォーマンスを披露する一方、シーンに応じて12気筒のうち6気筒を停止するシリンダー・オン・デマンドも搭載し、燃焼効率を高めている。

シャシー面では、ベントレーの最新テクノロジーを惜しみなく投入。アクティブ全輪駆動をベースに、電動リミテッド・スリップ・デフ(eLSD)や全輪操舵システム、電動モーターによってロールを制御する「ベントレー・ダイナミックライド」などを装備して、驚異的な俊敏性と安定性を実現する。

ボディサイズは全長4,850×全幅1,954×全高1,045mmで、全高は「コンチネンタルGT」より360mmも低く、地を這うようなスタイルを構築している。また、ダークティントグリルや「Speed」ロゴ入りアウターシルプレート、専用デザインの鍛造22インチ・アルミホイールなども装備する。

ドアを開ければ、ラグジュアリーかつエクスクルーシブな空間が広がる。“ダイヤモンド in ダイヤモンド”キルティングやスポーツペダル、アルカンターラで覆われたステアリングホイールなどが、オーナーの五感を刺激するだろう。ちなみにレザーとアルカンターラを組み合わせたカラーコーディネイトは、Speed専用となる。価格は3,390万円。

(zlatan)

画像元:ベントレーモーターズジャパン