WAKAZEから、赤ワイン樽で熟成した日本酒『THE BARREL』新発売

パリで造られたフランスならではのSAKEが、新しい味わいになって登場。それも、ブルゴーニュが誇るピノ・ノワール樽で熟成した日本酒だ。

フランス・パリ近郊でSAKE醸造所「KURA GRAND PARIS(クラ・グラン・パリ)」を運営するWAKAZE(ワカゼ)は、フランスのワイン文化を活かしたSAKE『THE BARREL(ザ・バレル)』を3月26日より公式オンラインストアにて発売スタート。

■フランスならではのSAKE「THE BARREL」
KURA GRAND PARISで、ワイン大国フランスという土地性をさらに活かしたのが、今回取り入れた「ワイン樽でのSAKE熟成」。熟成させる樽には、フランス ブルゴーニュの名門ワイナリー「ドメーヌ・ジャック・プリウール」で赤ワイン「ピノ・ノワール」の熟成に使われたオーク樽を選んだ。

芳醇な味わいのSAKEをフレッシュな赤ワイン樽で熟成をさせることで、繊細でエレガントな香りのSAKEになった。

■ブルゴーニュの名門ワイナリー「ジャック・プリウール」
WAKAZEがたどり着いたのは、18世紀末にムルソーに設立されたブルゴーニュ屈指のドメーヌの1つ「ドメーヌ・ジャック・プリウール」だ。そしてドメーヌ・ジャック・プリウールの醸造長である、ナディーヌ・ギュブランさんから、ドメーヌの最高の樽をSAKEの熟成用に譲ってもらったという。

多くのワイン樽熟成日本酒では、10年ほどワイン樽熟成に使われた樽を使用することも多い中、今回は使用期間5年と若く、状態の優れた樽を譲り受けた。複雑でフルーティーな香りが特徴の、ブルゴーニュのピノノワール樽の魅力を感じることができる。

■THE BARRELの楽しみ方
ピノ・ノワールの熟成に使用した樽由来の芳醇な香りと、熟成による深みのある味わいが魅力のSAKEに仕上がった。常温で、ワイングラスのような口の広いグラスで。

ベリー、バニラを思わせる香りは、ピノ・ノワールの樽ならではの魅力。柔らかな口当たりと果実感のある酸味がふくよかに広がり、余韻ではフランス醸造ならではのミネラル感の苦みとワイン酵母由来の酸味が軽やかに引き締める。

軽やかな味わいにあわせて、イチジクなどのドライフルーツ、パテドカンパーニュなどの肉料理と好相性だ。

■全てフランス産という、造りのこだわり
地中海に囲まれたフランス南部カマルグで栽培された食用米を92%に精米し、現地フランスに流れるミネラル豊富な硬水と、BIO規格のフランス産ワイン酵母で醸造。名門ブルゴーニュの樽にも負けない味わいになるよう、KURA GRAND PARISで手掛ける他のお酒に比べて麹歩合を少しだけ高くし、芳醇な味わいを生み出した。

樽での熟成は、そのときのお酒との相性をみて1ヵ月ほど寝かせる。この熟成により深みのある赤ワインのニュアンスと調和させ、余韻まで美味しいお酒に仕上げた。

【THE BARREL】
品名:清酒
アルコール度数:14%
価格:3,300円(税込)
原産国:フランス
内容量:750ml
発売:酒販店、WAKAZE公式オンラインストア
URL:https://www.wakaze-store.com/products/the-barrel

フランスだからこその、土地性を活かしたフランス産100%の酒造り。フランスのワインと日本酒の出会いを楽しんでみよう。

(田原昌)